近鉄、運転士が保護メガネ(偏光レンズ)を試験着用 - 8/1から実施へ

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2024年07月24日 19:11  マイナビニュース

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画像提供:マイナビニュース
近畿日本鉄道は24日、列車運転中の運転士が太陽光からの強い光や反射光による眼精疲労、ストレスの軽減を図ることを目的に、保護メガネ(偏光レンズ)の試験着用を実施すると発表した。


保護メガネ(偏光レンズ)は、まぶしさや反射光を効果的にカットし、視界をクリアで快適にすることで目に与える負担を抑える効果が期待できる。今回の試験着用を通じて、保護メガネ(偏光レンズ)着用時の効果を検証し、本格導入を見据えた課題の分析を行うとのこと。

実施期間は8月1日から約1カ月間の予定。ケーブル線を除く近鉄全線を対象とする。試験着用では、一部の運転士に対して色覚に影響を及ぼさない保護メガネ(偏光レンズ)を貸与し、運転業務における信号や標識および運転台モニターなどを確認。着用効果を検証する。


使用する保護メガネ(偏光レンズ)のメーカーは「SWANS」(山本光学)。レンズ跳上げ式のフリップアップと、メガネの上に着用するのクリップオンを用意する。(木下健児)
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