「婚活目的でマッチングアプリを利用したことがある」独身者の割合は?

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2024年08月05日 11:01  マイナビニュース

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オーネットは7月31日、マッチングアプリ・結婚相談所の利用と周知に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2024年7月24日〜7月28日、25歳〜34歳の独身男女578人(男性303人、女性275人)を対象にインターネットで行われた。

○マッチングアプリ・結婚相談所の利用経験は?


将来の結婚相手を想定した異性を見つけることを目的に、現時点を含めこれまでにマッチングアプリまたは結婚相談所を利用したことがあるかどうかについて質問した。まず、「マッチングアプリのみを利用した」という回答が全体で30.3%となり、男性が27.1%、女性が33.8%という結果となり、20代後半〜30代前半の独身男女の約3割が、マッチングアプリを将来の結婚相手との出会いの1つとして利用しているという調査結果となった。同様に「結婚相談所のみを利用した」は全体では4.7%、男性5.0%、女性4.4%という結果となった。



また、「マッチングアプリと結婚相談所の両方を利用している」と回答した割合が7.3%(男女とも同数)という結果でこれらの数値をあわせると、「マッチングアプリを利用した」あるいは、「結婚相談所を利用した」という割合は全体で42.3%となり、内訳は男性が39.4%、女性が45.5%いう結果となり、男性より女性の方が6.1%利用率が高いという結果に。「利用しようと思っているが未だ利用したことがない」という8.7%の回答を含めると、20代後半〜30代前半の独身男女の51.0%が、「利用経験あり」、または「利用意向がある」ということが調査結果から読み取れる結果となった。



一方で全体の約半分にあたる49.0%は、マッチングアプリや結婚相談所の利用経験がなく、今後も利用するつもりはないという回答結果となった。

○マッチングアプリ・結婚相談所の利用を身内や知人に話したことがある?


マッチングアプリ・結婚相談所を利用した経験があると回答した244人に、利用していることを身内や知人に話したことがあるかどうかについて質問した。結果は全体で18.4%が「誰にも話したことはない」という一方で、全体の81.6%が身内(親または兄弟)あるいは知人や友人に話をした経験があるという調査結果となった。



内訳をみてみると、「知人や友人(職場以外)」が全体で57.0%と最も多い割合となり、続いて「身内(親または兄弟)」が34.4%、「職場の知人や友人」が21.7%という結果となった。この結果から職場以外の知人や友人に話す、または相談するという傾向が男女ともに圧倒的に高い傾向にあるということがうかがえる結果に。また、男女別でみてみると、男性よりも女性の方が利用していることを周囲に共有する傾向が高いということが読み取れる結果となった。

一方で「誰にもはなしたことはない」という回答の18.4%の男女別回答をみると、女性の16.8%に対して、男性は20.2%という調査結果となり、男性の方が周囲に話す傾向が低いということがうかがえる結果となった。

○利用していることを話さなかった理由は?


「誰にも話したことはない」と回答した45人にその理由が何かを質問した結果、最も回答が多かったのは「プライベートな事なので話す必要はないと思う」の回答割合が全体で48.9%となり、男性は54.2%、女性は42.9%という結果となり、女性より男性の方がプライベートな内容を周囲に共有することをしない傾向があるということがうかがえる結果となった。



また、男女で調査結果に違いがみられた回答として「恋人や結婚に焦っていると思われるのが恥ずかしい」という回答は、男性の8.3%に対して女性が19.0%と10%以上高い割合という結果となり、女性の方が男性よりも利用していることを周囲に知らせることに抵抗があるという人が一定数いることが調査結果からうかがえる結果となった。

○利用について話したとき、相手はどんな反応だった?


身内や知人のいずれかに「話したことがある」と回答した人に、相手はどんな反応だったか尋ねたところ、最も多かった回答は「特別な反応もなく普通に会話を続けた」が全体で46.2%という結果で、男女ともに大きな差異はみられない結果となった。続いて2番目に多かった反応として、男女ともに「相手も利用していたことで会話が盛り上がった」が全体で37.7%という結果となり、こちらも男女間で回答割合に大きな差異はない結果となった。これらの上位2つの回答で83.9%となったことから、マッチングアプリや結婚相談所を利用していることについては、知人・友人、そして身内(親または兄弟)との会話の話題の一つとしてある程度定番の話題として定着しているという事がいえる状況なのかもしれない。また、回答の選択肢にある「否定的な反応だった」という回答割合が全体で4.0%ということからも、異性との出会いの方法の1つとしてこれらのサービスの利用が広く認知されていることがうかがえる調査結果となった。

○結婚を前提とする相手に出会うことができた?


「利用した経験がある」と回答した244人に対して、「結婚を前提とする異性との出会いがあったかどうか?」質問したところ、全体で46.7%が「出会えた」と回答した。特に男性の回答結果は54.6%が「出会えた」という結果となり、女性の39.2%より15.4%も多い回答結果となった。このアンケートでは出会ったその後の交際状況や実際に結婚に至ったかどうかまでは言及していないが、まずは「異性と出会う」という段階において、「マッチングアプリ」または「結婚相談所」は、約4〜5割の確率で結果が期待できるという調査結果となった。(Yumi's life)

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