前回からの続き。みなさんは「不思議な体験」をしたことはありますか? まるで狐につままれたかのような奇妙で意味がわからない、そんな体験を……。ママスタセレクトに寄せられたママたちの実際の体験エピソードをご紹介します。
私の通っていた高校は仏教系の学校で、お寺の跡継ぎやお寺関係の子も通っていました。その子たちは普段は普通の子となんの変わりもないのですが、なかには霊などの怪奇現象が「見える」子もいたのです。
自分だけでなく、家族全員に次々と不幸なことが起こっている、おかしい。と話すミナ。ケガや体調不良などがあまりにも続いているようで……霊的なものを疑ってしまうのもわからなくはありません。ユリちゃんは、不安そうに話すミナをじーっと見つめていました。
ミナは「見える」タイプのユリちゃんに、何かわからないかと尋ねました。すると、しばらくじっと話を聞いていたユリちゃんが口を開きました。
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ユリちゃんはミナの家に行ったことがないにもかかわらず、まるですべて見えているかのように家の間取りを言い当てていきます。
「桜の木の近くの土を掘って、出てきたものを祓えば元通りになる」と話すユリちゃん。果たしてそこに何が埋まっているのでしょうか?
土を掘ったところ、出てきたのはなんと五寸釘。ユリちゃんに言われたとおりお祓いをしてもらった結果、ミナの家族にはピタッと何も起こらなくなり、平穏な日常に戻ったそうです。
果たして、ユリちゃんには何が見えていたのでしょうか……。ユリちゃんの「まだまだ世の中には解明されていないことがたくさんある」という言葉に、私もミナも思わず背筋が凍りました。
【エピソード28】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本 渡辺多絵 作画・チル 編集・横内みか
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