ママスタ実家に帰省をする場合、移動時間が長いと疲れを感じてしまうものでしょう。しかもワンオペでの帰省となると、ママが子どものお世話をすることになります。疲労やイライラが重なって余裕がなくなると、些細なことでトラブルに発展することも……。ママスタコミュニティのあるママから、こんな相談がありました。
『先日3歳の子どもと私だけで私の地元に帰省しました。2泊3日で帰ってくるなり旦那にキレられました（旦那は仕事が多忙で自宅にいました）。駅に着く頃には私も子どももかなり疲れていて、子どもがちょっとしたことで駄々をこねて私が叱るなど、険悪な雰囲気に。旦那には普通に接していたつもりでしたが、普段よりぞんざいな対応になってしまっていたようで、「八つ当たりするな！」と急に怒鳴ってきました。
これはもう離婚でいいでしょうか。親が高齢なので実家に帰っていたわけではなく、ホテルに泊まっての完全ワンオペでした。新幹線に乗って半日かけて移動して、子どもの機嫌もとりながらいろいろと用事をこなして。その大変さをこの人は想像もできないのだと思うと、スーッと気持ちが冷めてしまいました。いちいち説明するのも面倒くさいです。今さらながら相性が悪いのかなぁとも思っています……』
実家に帰省をしていたといっても、子どものお世話や両親への気遣いなどで投稿者さんは疲れてしまったのでしょう。そこにきて子どもがぐずったので、イライラするのもわかります。家に着いてもその気持ちは表に出てしまったようで、旦那さんから怒鳴られてしまいました。投稿者さんからすれば一方的に怒られたように感じたのでしょう。そこから旦那さんへの気持ちも冷めてしまったそうです。離婚も頭をよぎっている様子ですが、他のママたちはどう考えるのでしょうか。
怒鳴る旦那さんとは一緒に生活できない
『投稿者さんの態度もよくなかったのかもしれないけれど、「八つ当たりするな！」なんて怒鳴ってくる旦那は絶対に嫌だ』
『理由は何であれ、急に怒鳴るのは離婚案件。想像力がない人には口で説明しないといけないだろうけれど、話し合いができないタイプとは結婚生活の継続は無理だと思った方がいい』
投稿者さんはイライラしていて、旦那さんへの接し方が雑になってしまったのかもしれません。でも実家から帰ってきて疲れていることは、旦那さんもある程度理解できるのではないでしょうか。そのような想像力がなく、すぐに怒鳴るようならば、この先も同じようなことで揉める可能性もありますね。どんな理由であれ怒鳴るようなタイプの旦那さんと結婚生活を続けるのは厳しいという意見もありました。
帰ってきたと思ったら不機嫌……旦那さんの気持ちも考えたい
『疲れているからといって、機嫌が悪いのはよくないかと』
『旦那さんからすると投稿者さんは実家に遊びに行っていた人。旦那さんは仕事をしていた人。遊びから帰ってきた人が働いていた人に不機嫌な態度で接したら、腹も立つだろうよ』
『帰省したのもホテル泊なのも投稿者さんの都合で決めたことじゃないの？ そこでワンオペと言われても……。帰ってきたと思ったら空気が悪くて態度もそんな感じなら、誰だって嫌だと思うよ』
投稿者さんが実家に戻っている間、旦那さんは仕事をしていました。そのため旦那さんからすれば、投稿者さんは実家で羽を伸ばしてきたと思ったのではないでしょうか。実際には子どものお世話などもあって慌ただしかったのでしょうが、それを覚悟で帰省したのは投稿者さんです。旦那さんが怒鳴るのはやり過ぎとはいえ、投稿者さんの不機嫌な対応にイラっとしてしまうのも無理はないかもしれません。
『旦那が投稿者さんと同じことをしても怒らない？ ちょっと子どもすぎるんじゃない？』
もし逆の立場だったらどうでしょう。旦那さんが帰宅した際に不機嫌そうにしていたら、投稿者さんもイライラするのではないでしょうか。旦那さんの立場になって、気持ちを考えることも大切になってきそうですね。
余裕がないときに本性が出る。まだやれることはある
『お互いを思いやる気持ちや言葉が足りていないと思った。投稿者さんも大変だったんだろうけれど、「察して、想像して」ではダメだと思うよ』
『旦那さんは関係ないよね。イライラを家に持って帰って八つ当たりをしているのは事実なんだから、まずは素直に謝るべきだったんじゃない？ 説明するのを面倒くさがっている場合じゃないんじゃないの？』
帰省をしてもずっと子どものお世話、そして長時間の移動でイライラする投稿者さんの気持ちもわかります。そしてそれを旦那さんにも理解してほしいと思うのも自然なことでしょう。でも子どもと2人で実家への帰省を決めたのは投稿者さんですから、旦那さんからすれば八つ当たりされる理由はないと感じてしまうかもしれません。今回のことはお互いがお互いの気持ちに寄り添えなかったことが、トラブルの原因になっているのではないでしょうか。相手の気持ちを考えたら、労いの言葉をかけ合うことができたかもしれません。
『きついときこそ思いやりなんだよね、お互いに』
この先も心身ともに疲れてイライラする場面はあるでしょう。つい相手にきつい態度をとってしまいそうになりますが、そのようなときだからこそ、お互いの気持ちを考えて思いやることが大切になりそうですね。
文・こもも 編集・有村実歩 イラスト・はなめがね
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