“Shigekix”半井重幸、パリ五輪を通じて発信した思い「この舞台で立つ時点でオンリーワンの存在」

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2024年08月14日 10:07  ORICON NEWS

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五輪での思いを明かした半井重幸 (C)ORICON NewS inc.
 日本オリンピック委員会(JOC)は14日、東京・グランドプリンスホテル新高輪で第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)TEAM JAPAN帰国時記者会見を開催し、メダリスト66人が集結した。

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 選手団解団式・報告会に先立って行われた会見では、尾縣貢団長、開会式で旗手を務めたフェンシング女子の江村美咲、ブレイキン男子のShigekixこと半井重幸が代表して帰国を報告した。

 半井は「僕個人としては、いろいろ悔しい思いもあったんですが、パリオリンピックという大会に挑戦したことに意味がありましたし、きょうは旗手として出席させていただいている。旗手として開会式から自分の競技、そして閉会式まで、このオリンピックという祭典を楽しみ尽くしたし、この経験はかけがえのないものだと感じます」としみじみとオリンピック期間を思い返していた。

 そして、伝えたい思いも。「オリンピックという祭典はナンバーワンを争う、ナンバーワンに向けて全力で努力をする皆さんの姿に全国民、全世界が勇気付けられたり、エネルギーをもらえる素晴らしい大会だと思っている。その中で活躍された、きょう出席されているメダリストの皆様には『おめでとうございます』という気持ちでいっぱいです」と祝福しながら「ただ、トップを目指す中で、もちろん悔しい思いをする方がいる。このステージ、この舞台で立つ時点でオンリーワンの存在で、その中でナンバーワンを決める大会がオリンピックだなと感じました。僕自身がやっているブレイキンもオンリーワンで、自分の存在そのものに、どれだけ価値を付けて、特別な者同士がナンバーワンを決めるところに人々が胸を熱くする。そういったところに魅力があると思う。オリンピックでは、そういうメッセージを伝えられたらと思って活動した。それがブレイキンを通じて伝えられたのならよかったなと思います。本当にありがとうございました」と笑顔で熱戦を振り返っていた。

 金メダル20個獲得は海外開催の五輪では史上最多。銀12個と銅13個を加えて総数は45個となった。

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