<親が止めるべき?>夢はサッカー選手、でも高学年になっても才能なさそうな息子。将来が不安で……?

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2024年08月14日 13:30  ママスタセレクト

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サッカーに野球、バスケットボールなど幼い頃からスポーツに励む子は珍しくありません。一生懸命打ち込む子、ゆるゆると楽しむ子、サボりがちな子など、向き合い方は本当にそれぞれ。親子の距離が近い小学生時代はとくに、そんなわが子を見てあれこれ想像するママもいるようです。

息子にはまるで向いていないから、早く諦めてほしい



今回ママスタコミュニティに質問をアップしたのは、小学5年生の男の子を持つママさん。サッカー選手になるのが息子さんの幼稚園時代からの夢だそうで、今はチームで練習に励んでいるといいます。
『本人はサッカーが好きで選手になれると思い込んでいますが、親から見るとまるでサッカー向きではありません。チーム内でも下手なほうで、試合ではベンチを暖めるだけ。たまに出場しても、ボールにほぼ触れません。こういう子は、将来どうなるのでしょう? 下手なことに本人が気づき、そのうちやめていくのでしょうか?』
投稿者さんが息子さんをサッカー向きではないと思う理由は、「穏やかで積極性に欠ける性格なので、ボールを奪ったりがっついたりできない」からだそう。試合中もボールに向かわず、敵にも味方にも遠慮してしまうのだとか。しかし息子さんはサッカーが大好きで、毎日サッカーの動画を観ているほど。自主練はしないそうですが、チームの練習には喜んで通っているといいます。
『小さな頃なら微笑ましかったけど、実力がないのに5年生の今も「サッカー選手になりたい」と言うのは幼いというか……。痛いですよね(苦笑)。早く諦めてくれないかな。下手な子の親は、肩身が狭い』
質問を向けたのは、スポーツをしている中学生以上のお子さんがいるママさんたち。どう成長していくかはそれぞれと理解しつつも、サンプルを知ることで未来への心構えをしておきたいようです。

「好き」と「努力」がセットであれば、何かしらの結果は出る


「うちの子の場合だけど」という前置きとともに、何人かのママさんたちがコメントを届けてくれました。
『わが家も「サッカー選手になる」と言っていましたが、才能も熱量もなかった。「夢」と言いながらも、練習はしなかった。中学生になって現実を知るようになり、勉強にシフトチェンジしました』
勉強に目を向けてくれるとは、親からすれば理想的かもしれません。「ある程度の年齢になれば、自分で将来の見通しが立てられると思います」と、アドバイスをくれました。
『うちは中高と部活でサッカー。特別上手いわけでもないけど、好きで続けていた。大学生になった今は、都合の合うときに社会人サッカーをやっているよ』
選手になれないのならサッカーを続ける意味がないのかといえば、もちろんそうではありません。好きなことであれば、趣味として長く続けることができます。
『小学生のときは積極性もなくて下手で、親目線で「向いていない」と思っていた。でも数年後、県大会レベルだけどまさかあれほど素晴らしい試合を見せてくれるとは! 高校3年生になった今も続けているよ』
好きで続けていたお子さんの成長を目にできたという、こちらのママさん。小学生のときに「向いていない」と決めつけた自分を反省しているそうです。当時は「この子をどうにかしてあげないと!」という義務感でガチガチになっていたそうで、投稿者さんが今抱えている思いに共感してくれました。

ほかにも、下手でもひたすら練習に励み、大学にはサッカー推薦で入った子の話などがありました。やはり「好き」と「努力」がセットになっている子は、何かしらの結果につながるようです。一方で投稿者の息子さんのように「好き」はあっても「努力」が足りない子の場合は、自然と選手よりも趣味に向かう場合が多いのかもしれません。

好きであり続けるのも立派な才能。成長を待とう



サッカーにはどうやら不向き。そして努力も足りていない。息子さんをそう見ている投稿者さんは「違うことをしたほうがいいのではと思っちゃう」そうですが、「でも本人は好きで、やめたくないみたい。何を考えているんだろう?」といいます。小学5年生で「将来の夢はサッカー選手」というのですから、サッカーが好きという気持ちが本当に強いのでしょうね。

寄せられたコメントの多くに共通していたのは「好きでやっているのなら、そのままでいいと思う」という言葉でした。サッカーに向いている性格も、努力できることも大きな才能です。しかし「好き」であり続けることだって、それに負けないくらい大きな才能ではないでしょうか。お子さんが大好きなサッカーを続けている。それは誇れることでこそあれ、決して悩むところではないのでは?
『練習を楽しんでいるのなら、しばらくはそのままでいいと思う。中学に入れば他の学区から集まってきた、もっと上手な子たちもサッカー部に入る。定期テストなどの現実に接して、そこで初めて「自分はこれでいいのかな?」と考えるようになるよ。お子さん自身で気づくことが大事だと思う』
あと少しすれば、否応なく現実を突きつけられる時期が訪れます。周囲を見渡したときに「このままではサッカー選手になれない」と気づき、その夢に近づけるよう努力を始めるかもしれません。少しでも「好き」の近くにいたいと、サッカーをする子のサポートに回るかもしれません。勉強や趣味など、興味の対象を他に移すかもしれません。すべてはそのときに、息子さん自身が決めること。せっかく楽しく練習している今を中断してまで、方向転換させる必要はないのではないでしょうか。
『見守るって、本当に難しい』
投稿者さんのつぶやきです。これまでやっていた「導く」よりも、「見守る」のほうがたしかにずっと大変かもしれません。でも息子さんが思春期に入るこれから先は、おそらく「見守る」が中心になる時期です。投稿者さんは息子さんよりも早めにシフトチェンジをして、心の準備をしておきましょう。

文・鈴木麻子 編集・すずらん イラスト・Ponko

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  • 好きでやってるなら止める理由なんてない。選手になれるのはほんの一握りだっていう現実はそのうち自分で気付くはず。
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