リヴァプール指揮官、スビメンディ獲得失敗を明言も前向き「遠藤はプレシーズンで本当に良い活躍をした選手の一人」

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2024年08月16日 18:35  サッカーキング

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アルネ・スロット監督[写真]=Getty Images
 リヴァプールを率いるアルネ・スロット監督が16日、移籍の可能性が報じられていたスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(レアル・ソシエダ)の獲得が不可能になったことを記者会見で明言した。同日、地元紙『リヴァプール・エコー』などが報じている。

 アルネ・スロット監督は17日に行われる開幕節イプスウィッチ戦に向けた記者会見に登壇。リヴァプールはプレミアリーグの全20クラブのなかで唯一、今夏の移籍市場で新戦力を獲得していない状況だが、「何度も言ってきたが、我々のチームは本当に強いと思っている。新たにチームを助け、強化してくれる選手を見つけるのはそう簡単ではない」と、現在のチーム状況を前向きに語った。

 ただ、「正直に言えば、スビメンディもその一人だったが、彼は来ないことを決めた」と移籍の可能性が報じられていたスビメンディの獲得失敗を明言。そのうえで、「我々は今いる選手たちで前進する。遠藤はプレシーズンで本当に良い活躍をした選手の一人だ。彼らは本当によくやってくれているし、我々は良い状態にある」と遠藤のパフォーマンスを称え、スポーツディレクターを務めるリチャード・ヒューズ氏についても「できる限りチームを強化しようと努力している。残念ながら、スビメンディは来ないことを決めた。リチャードはあらゆる努力をしたが、選手が来たくなければ、来させることはできない」と擁護した。

 なお、マンチェスター・シティと個人合意に至ったと一部メディアで報じられたルイス・ディアスについては、「ディアスについての憶測が流れるのも不思議ではない。話題にしないはずがない。だが、彼の将来は我々とともにある」と残留する見込みを語り、「彼はリヴァプールに大きな影響を与えてきた。新シーズンも彼が活躍してくれることを願っているよ」と、同選手への期待を語った。
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