娘は夫の無神経な発言に怒り、「もうパパなんて知らない!」と、部屋に閉じこもってしまいました。私は思春期の娘にとってファッションを否定されることの重大さを夫に伝えることにしました。夫も先ほどよりは落ち着きを取り戻し、自分の発言が無神経だったかもしれないとようやく気づいたのです。
私は夫と一緒に、娘の部屋のドアをノックしました。娘はスマホをいじりながらも一応出てきてくれました。夫は「さっきはすまなかった! いきなり格好のことを言われて、嫌な気分になったよな」とすごい勢いで娘に謝りました。でも、お世辞にも似合わない夫の短パン姿は何なのでしょう……。娘もあ然としています。
海外赴任から一時帰国した夫は、娘の服装を見て思わず大笑いして、たくましく見えると指摘してしまいました。
私も同じことを思っていましたが、誰だって自分のお気に入りの格好を笑われたら傷ついてしまいます。
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【後編】へ続く。
原案・編集部 脚本・ササミネ 作画・カヲルーン 編集・横内みか