【セリエA開幕節まとめ】鈴木彩艶先発のパルマが1ポイント獲得…“ミラノ勢”はドロー発進 ユヴェントスは3発大勝

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2024年08月20日 14:08  サッカーキング

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 セリエA開幕節が17日から19日にかけて行われ、全10試合が終了した。

■パルマ・カルチョ 1−1 フィオレンティーナ

日本代表GK鈴木彩艶が先発デビューを果たしたパルマ・カルチョは、ホームでフィオレンティーナと対戦。22分に鈴木のフィードが起点となり、アンジュ・ヨアン・ボニーからのラストパスをデニス・マンが正確なシュートで叩き込みパルマ・カルチョが先制に成功する。セービングでも安定したプレーを披露していた鈴木だったが、75分には自身のハンドから献上したフリーキックで失点。そのまま試合は1−1で終了した。


■ジェノア 2−2 インテル

セリエA連覇を目指す“王者”インテルは、アウェイでジェノアと激突。20分にアレッサンドロ・ヴォリアッコからゴールを奪われたが、30分にマルクス・テュラムが豪快なヘディングで同点弾を奪取する。82分には再びテュラムが得点を挙げて逆転したものの、後半アディショナルタイムに痛恨のPK献上。GKヤン・ゾマーのストップも実らずセカンドボールを押し込まれ、両者勝ち点「1」ずつを分け合った。


■ユヴェントス 3−0 コモ

チアゴ・モッタ新監督の下で覇権奪還を狙うユヴェントスは、ホームで昇格組コモとの開幕戦に臨んだ。トップチームデビューを飾ったサミュエル・ムバングラが23分にさっそくゴールを決めると、前半アディショナルタイムにはティモシー・ウェアが追加点をマーク。後半終了間際にもアンドレア・カンビアーゾが勝負を決める3点目を記録し、セスク・ファブレガス監督率いるコモを3−0で下した。


■ミラン 2−2 トリノ

敵地でトリノと対戦したミランは、試合終盤に驚異的な粘り強さを見せつけた。30分にオウンゴールで先行を許すと、68分にはドゥバン・サパタから追加点を被弾。それでも89分に新加入のアルバロ・モラタがワンタッチゴールで1点を返す。さらに90+5分には、ユヌス・ムサのクロスをノア・オカフォーがダイレクトで合わせて値千金の同点弾をゲット。土壇場で追いついたミランが1ポイントを積み上げた。


■エンポリ 0−0 モンツァ

昨シーズンのセリエAを17位で終え、3年連続となる1部残留を掴み取ったエンポリ。ホームでモンツァを迎え撃った開幕戦では、序盤から攻勢を強めてチャンスを創出。相手の約2倍となる11本のシュートを放ったが、最後までネットを揺らすことができずに、スコアレスでタイムアップを迎えた。


■ボローニャ 1−1 ウディネーゼ

昨季はクラブ史上初のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得するなど、飛躍の1年を過ごしたボローニャ。ヴィンチェンツォ・イタリアーノ新監督の初陣となった開幕戦は、57分にリッカルド・オルソリーニがPKを沈めてリード獲得に成功する。さらに68分には、GKウカシュ・スコルプスキが会心のPKストップを披露。しかし、弾いたボールで与えたコーナーキックから失点を喫し、そのまま1−1で試合は終了した。


■ヴェローナ 3−0 ナポリ

今夏にアントニオ・コンテ監督を招へいしたナポリは、敵地でヴェローナと対戦した。前半はシュート8本を放ちながら被シュートを0本に抑え、完璧なスタートを切ったが後半は崩壊。50分にダイロン・リブラメントから先制点を奪われ、75分にはダニエル・モスケラから追加点を決められる。後半アディショナルタイムにもモスケラによってリードを広げられ、ヴェローナ相手に完敗を喫した。


■カリアリ 0−0 ローマ

白星発進に向け、敵地『サルデーニャ・アレーナ』へと乗り込んだローマ。指揮官を務めるダニエレ・デ・ロッシ監督は、昨シーズンの“ラ・リーガ得点王”アルテム・ドフビクをさっそく最前線に先発起用した。だが、カリアリの守備に苦しめられた攻撃陣は最後まで沈黙。互いにゴールは生まれず、スコアレスのまま試合終了のホイッスルが吹かれた。


■ラツィオ 3−1 ヴェネツィア

新たにマルコ・バローニ監督を招き入れて新シーズン開幕を迎えたラツィオ。試合は、3季ぶりにセリエAへと復帰したヴェネツィアが、3分にマグヌス・コフォ・アンデルセンの得点で先制に成功する。しかし、ラツィオも11分にバレンティン・カステジャーノスが同点弾をマークすると、44分にはマッティア・ザッカーニが冷静にPKを流し込む。さらに、81分にはオウンゴールでリードを2点に広げ、ラツィオが3−1で白星スタート飾った。


■レッチェ 0−4 アタランタ

アウェイでレッチェと激突したアタランタは、リーグ初戦から圧巻のゴールラッシュを見せる。35分にマルコ・ブレシャニーニの得点で均衡を破ると、45分にはマテオ・レテギが加入後初ゴールを記録。レテギは57分にもPKからチームの3点目を奪い、ブレシャニーニも66分に再びネットを揺らす。また、21本のシュートを浴びながらクリーンシートも達成し、見事4−0の大勝を収めた。


▼第1節終了時点(勝ち点/得失点)
アタランタ(3/+4)
ヴェローナ(3/+3)
ユヴェントス(3/+3)
ラツィオ(3/+2)
ミラン(1/0)
ジェノア(1/0)
インテル(1/0)
トリノ(1/0)
ボローニャ(1/0)
フィオレンティーナ(1/0)
パルマ・カルチョ(1/0)
ウディネーゼ(1/0)
カリアリ(1/0)
エンポリ(1/0)
モンツァ(1/0)
ローマ(1/0)
ヴェネツィア(0/−2)
コモ(0/−3)
ナポリ(0/−3)
レッチェ(0/−4)

【ハイライト】セリエA開幕節全10試合
■パルマ・カルチョ 1−1 フィオレンティーナ


■ジェノア 2−2 インテル


■ユヴェントス 3−0 コモ


■ミラン 2−2 トリノ


■エンポリ 0−0 モンツァ


■ボローニャ 1−1 ウディネーゼ


■ヴェローナ 3−0 ナポリ


■カリアリ 0−0 ローマ


■ラツィオ 3−1 ヴェネツィア


■レッチェ 0−4 アタランタ


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