【写真】大橋和也とのシーンも! 伊原六花出演の場面写真
「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ(偕成社刊)は、廣嶋玲子・作、jyajya・絵による児童小説。老若男女、幸運な人だけが辿り着ける、不思議な駄菓子屋“銭天堂”を舞台に、願いが叶う「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顛末が描かれる。
2013年に小説刊行がはじまると、子供たちのあいだで瞬く間に人気を博し、現在も継続刊行中。今年4月からはシリーズ新章もスタート。2020年からはテレビアニメ化・アニメ映画化、2022年には第3回「小学生がえらぶ!“こどもの本”総選挙」第1位を獲得。2023年には舞台化、任天堂Switchでのゲームソフト化、さらには2022年から継続中の西武園ゆうえんちとコラボ。その勢いは世界へも広がり、アジア諸国を皮切りに翻訳出版され、累計発行部数850万部を突破している。
幸運なお客様しか訪れることができない“銭天堂”に売られているのは、どんな願いでもかなえることのできる「ふしぎ駄菓子」たち。そんな銭天堂で店主を務めるのは、色とりどりのガラス玉のかんざしで結いあげた真っ白い髪に、真っ赤な口紅と古銭柄の赤紫色の着物を着た、紅子(べにこ)。彼女は、福引用の抽選器をまわして出た硬貨1枚と引き換えに、悩みを持つお客様が望むお菓子を売っている、年齢不詳の怪しい女店主だ。
そんな駄菓子屋の店主・紅子を演じるのは、天海祐希。そしてメガホンをとるのは、『リング』や『スマホを落としただけなのに』シリーズを手掛けた中田秀夫監督。脚本を務めるのは、『聲の形』や『映画すみっコぐらし 青い月夜のまほうのコ』など幅広いジャンルで活躍する吉田玲子。
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先日キャスト解禁となった大橋演じる等々力小太郎の大学時代の後輩で、ハイファッションに身を包んだ、大手出版社のファッション雑誌『エレガンス』の編集者・相田陽子(あいだ・ようこ)を演じる。映画オリジナルキャラクターで、もともとは児童書の編集部への配属を希望していたが、SNSでトレンドを発信していく方針のファッション雑誌編集部への配属となる。おしゃれに疎い陽子は四苦八苦するが、ある日突然<銭天堂>で紅子との出会いが訪れ、運命が変わる。“ふしぎ駄菓子”によって、みるみるうちにおしゃれな陽子へ変ぼうを遂げるさまを力強く熱演する。この役を演じるにあたって伊原は「年齢を超えて愛されている銭天堂の世界に参加出来ること、心から嬉しかったです。願いを叶える不思議な駄菓子達はいつだって心がときめくし、尽きない願いのあとに来る深い後悔も胸に手を当て思い当る気がしました。人間らしくもがいている陽子もとても愛おしかったです」と喜びのコメントを寄せた。
そして、“ふしぎ”な世界観溢れるキャラクタービジュアルも解禁。たくさんのふしぎ駄菓子に囲まれた「銭天堂」を背景に作られた“ふしぎ”な世界観のビジュアルが完成。背景には、飲むとスピーチが苦手な人も上手に話せるようになる「スピーチジュース」や食後に一粒食べるだけで歯がピカピカになり、歯磨きをしなくてもいい「歯磨きナッツ」、食欲をコントロールできるようになりダイエットができる「コントロールケーキ」など、夢のような駄菓子がふんだんにあしらわれており、子供から大人までワクワクが止まらない世界観に。おしゃれに疎いが故に自信が持てない陽子にパワーを与えるかのような夢見るビジュアルに仕上がった。
さらに、幸運のお客様の1人である陽子と店主・紅子との貴重な<銭天堂>での場面写真も初解禁。幸運のお客様のみが訪れることができる<銭天堂>には、なんと陽子の姿が。おしゃれに疎くて、職場の同僚に気後れしてしまうが、「認められたい」と思っている陽子は<銭天堂>で「もっとおしゃれになりたいです」と自身の願いを紅子へ告げる。すると、“おしゃれサブレ”という、食べると自分にぴったりのおしゃれな品が光って見えるようになるという“ふしぎ駄菓子”を陽子に差し出す紅子。そんな<銭天堂>でのやりとりが描かれる貴重なシーンが解禁になった。この“おしゃれサブレ”は、原作で物語化されていない駄菓子だ。さらに、大学時代の先輩である小太郎に悩み相談をしていた陽子が、少しずつおしゃれになってSNSのイイネが増えたことを報告する幸せそうな様子の2人の姿も新たに解禁。実は、密かに陽子に想いを寄せている小太郎。想陽子と小太郎の恋の行く末は…? そして、ここから先“おしゃれサブレ”によって陽子は、自分の望む姿に変わっていけるのか―。
映画『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』は、12月13日より全国公開。
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<コメント全文>
■伊原六花
相田陽子を演じました、伊原六花です。
年齢を超えて愛されている銭天堂の世界に参加出来ること、心から嬉しかったです。
願いを叶える不思議な駄菓子達はいつだって心がときめくし、
尽きない願いのあとに来る深い後悔も胸に手を当て思い当る気がしました。
そんな願いを叶えてくれる、銭天堂の不思議な世界に魅入っていると、
いつの間にかスピードを上げながら、形を変えていく願いに、
脚本を読んだ時も撮影が始まってからも、ドキドキが止まりませんでした。
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スタッフの皆さんとの時間はとても温かく、刺激的でした。
人間らしくもがいている陽子もとても愛おしかったです。
たくさんの方に届きますように。よろしくお願いします。
■今安玲子プロデューサー
強い意志の眼差しと思わず応援したくなるような清々しさを持つ伊原六花さんであれば、
陽子というキャラクターを等身大で愛すべき人物として
演じていただけるのではないかと思い、オファーしました。
欲望に翻弄され自分を見失うような困難なシーンでも繊細に心情を体現されていて、
その表現力と思い切りの良さで私たちの想像を超える陽子をつくり上げてくださいました。
今までにないくらい感情の振れ幅が大きい伊原さんをスクリーンで見届けて欲しいです。
心の内面と共に、衣裳やメイクも変貌していく陽子の七変化にも是非ご注目ください。