「Toshi Yoroizuka」オーナーシェフの鎧塚俊彦氏が、15日放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)に出演。「コンビニスイーツの進化に戦々恐々っぽい」とイメージを聞かれ、昨今のコンビニスイーツに対する印象を明かす場面があった。
■コンビニスイーツをどう思う?
この質問に「△」の札を挙げた鎧塚氏は、コンビニ、個人店、チェーン店いずれも切磋琢磨しているとし、「みんながすごくなってきて、良い意味でライバルっていうのかな。お客様に選択肢が増えてきて良くなってきてる」と話す。
コンビニスイーツについては「『安かろう、まずかろう』が昔はあったんですが、今は凄い材料を使って、でも大量生産してらっしゃるから同じ素材使ってても物凄く安く仕入れられるんですよ。で安くお店に出せるので、あれはやっぱり凄いなと思いますよね」と明かした。
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■鎧塚氏が絶賛するスイーツ3選
鎧塚氏が絶賛したコンビニスイーツとして紹介されたのは、ローソンの「焦がしバター香るカヌレ」(462円)、「プレミアムロールケーキ」(227円)、ミニストップの「ダブルクリームシュー」(108円)。
「焦がしバター香るカヌレ」について、鎧塚氏は「びっくりするのは冷凍で食べてもおいしいんですよ。独特のおいしさがあるんですよ」と味を絶賛。トースターで調理すると違うおいしさになる企業努力も評した。
さらに、冷凍できることで本来は賞味期限が短いカヌレをストックできることがすごいとも明かす。
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ローソン2品目の「プレミアムロールケーキ」については「これは王道中の王道ですよね。コンビニスイーツの成功例って言っていいと思う」と話し、その中でも少しずつ改良を加えていることを絶賛。
「進化してるんです。生地であったりクリームであったり。もうこんなに売れてて成功してるんだったら変えなくてもいいと思うんだけど。まず生地が物凄くしっとりとしてるんです。生地は僕らプロが食べても、『あっこれはいい生地だな』っていうような生地です」と褒めた。
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■長く愛されるミニストップ商品を絶賛
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ミニストップの「ダブルクリームシュー」については「これは皮がフワッとして、中はカスタードクリームと生クリームの2層になっているんですよね。シンプルにおいしい」とコメント。
また、「僕が今58歳なんですけど、50年ほど前もたしか100円だった記憶がある」と、材料費が高騰する中で価格を保っているのはすごいとし、「じつは(価格を)いっぺん上がって、また下げたんです。この時世に下げてきてこのクオリティを出すのは尊敬しかない」と褒めちぎった。
さらに、以前よりもサイズが少し小さくなっているとし、「100円でこんだけおいしいものできるというのに挑戦されているというのがすごく見えて来て、そこの企業努力に僕はすごいなと。ちょっと小さくなったと言えどもおいしいです」と話した。
手頃な価格でハイクオリティな味を目指すコンビニスイーツ。その企業努力を褒める鎧塚氏に、ネット上では「ほんと、気持ちよかった」「作り手への敬意が感じられてとても良いなあ」と人柄を称賛する声が見られている。
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(取材・文/Sirabee 編集部・二宮 新一)