【写真】黒川(浅利陽介)は10年間デジタルタトゥーに悩まされ続けてきた
黒川(浅利陽介)は、柏原(片平なぎさ)に懇願して保田を紹介してもらうことに。実は黒川は10年前、当時働いていた会社の同僚たちと飲んだ際、酔った勢いで口論となった鏑木(入山法子)にはずみでケガを負わせてしまい、傷害罪で逮捕された。
それ以来10年もの間、デジタルタトゥーに悩まされてきたという。黒川は、家族のためにも検索サイトから情報を削除したい、と保田に相談する。
いくつかの記事が消える中、鏑木が過失運転致傷の疑いで逮捕されたことで、黒川の過去まで掘り起こされてしまう。黒川はすっかり落ち込んでしまった。そんな中で保田は、テレビ番組に出演することに。
デジタルタトゥーについて話す中で、保田は「本人がいくら謝って反省して心を入れ替えようとしても、ネットでは関係のない人たちから叩かれる」とコメント。「なぜみんなそこまで熱心に叩くのか?」という質問に保田は「え? だって、人が不幸なのって楽しいでしょ?」と答え「人の不幸は蜜の味ってやつですね」「誰にだって知られたくないことの1つや2つあるでしょう。それを探したり掘り出したり、拡散したりする人たちはまさに他人事。安全な場所から人を傷つけて快楽を得ている。そして僕たちもそれを見てなんだかんだ楽しんでいる。誰でも心当たりがあるはずです」とカメラを見つめた。
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テレビを見ていた黒川は、鏑木に過去のことを謝罪しに行き、鏑木も自分が酔った勢いで喧嘩をふっかけたのに、それを言えなかったと謝罪。黒川は後日、保田の事務所へ足を運び、これ以上の削除対応はしなくてもいいと告げ、もしそのときが来たら娘にはきちんと話すと決意を語った。保田は「自分に非があったとしても、デマや誹謗中傷に怒る権利はあります。償い、反省したなら、前を向く権利だってある」と伝えるのだった。
保田のメッセージに視聴者からは「ネットやる人みんな見てほしい」「テレビ越しからの保田くんのメッセージ感動した」「響いた」「グッとくる」「タイムリーなドラマ」「本当にいいドラマ」などの反響が集まっている。