ミュシャが初の広告ポスターで描かれた香水を再現 ブランド1周年を記念

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2024年08月28日 11:51  Fashionsnap.com

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イメージヴィジュアル© Mucha Trust 2024

Image by: MUCHA
 マッシュスタイルラボが展開する「ミュシャ(MUCHA)」が、ブランド1周年を記念し、アルフォンス・ミュシャ初の広告ポスター「ランスの香水:ロド」で描かれた香水ボトルを再現したフレグランス「1st Anniversary Collection “Lance Parfum RODO”」を発売する。オードトワレ(13mL 6490円)のほか、キャンドルとマッチのギフトボックス(35g 9900円)、ボディミルク(280mL 6270円)、バスソルト(450g 4950円)も展開。今日から公式オンラインストアで先行販売し、9月7日に全国で発売する。

 ランスの香水:ロドは、1896年に南仏リヨンの香水会社からの依頼で制作されたポスター。当時画期的だった最新の細長いスプレー式香水の使用方法をそのまま図案に落とし込んだ。また、ミュシャの作風を特徴づける髪の動きや背景の円、花、衣服やハンカチのひだといったエッセンスを盛り込み、日本の浮世絵を思わせる斬新で効果的なポスターにデザイン。当時の女性たちの間で支持を得て、消費者への強いアピールが成功したことから、その後多くの化粧品会社との契約にもつながったという。
 オードトワレは、ポスターに描かれた香水ボトルを精密に再現し現代版として復刻。当時使用されていたものと推定される、先端を折って使用するタイプのアンプル管は、現代において使用しやすいポンプ式の設計へと変更し、透明なポンプと特殊素材のノズルを用いることで、当時のデザインと現代の利便性を両立させた。フレグランスはトップにオレンジとペアー、ミドルにローズ、フリージア、オスマンサス、ラストにパチュリとムスクを調香し、胸を柔らかに締めつけるような甘くてほろ苦いノスタルジーな香りに仕上げた。
 ギフトボックスのキャンドルは、ハンドクラフトの温かみを感じるグラスにセットし、ゴールドラベルにエンボスのアートをデザイン。植物性のソイキャンドルはすすや煙が出づらく、温かみのあるグリーン帯びた光を放つ。スリーブには希望や幸福の意味を持つクローバーの柄を施し、オリジナルのデザインを踏襲した。
 ボディミルクは2種類のセラミド、ビタミンC誘導体、ペアーといった美容成分を配合し、夏のダメージを受けた肌にアプローチする。バスソルトはお湯を柔らかくする効能を持つ、海塩とピンクヒマラヤ岩塩を主成分として配合。ハイビスカスやツバキ、カミツレといった花由来の成分が肌のキメを整え、しっとりとしたうるおいのある肌へと導く。

■ミュシャ:公式オンラインストア

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