広島、バンテリンDでの連敗止め首位死守　床田自己最多タイ11勝目、坂倉V打

● 中日 1 − 2 広島 ○
＜18回戦・バンテリンドーム＞

　広島は連敗を「2」で止め、リーグ首位の座をキープ。バンテリンドームでの連敗も「5」で止めた。

　先発の床田は2回に先制ソロを浴びるも、2回以降は要所を締めゼロ行進。1点リードで迎えた6回は一死一、三塁のピンチを招いたが、4番・川越を遊ゴロ併殺に仕留めゼロを重ねた。

　床田は8回も続投し、一死から代打・福永に右前打を許したところで降板。2番手・ハーンは盗塁と遊撃への不運な内野安打などで一死一、三塁のピンチを招くも、中日2番・山本が仕掛けた一塁前へのセーフティスクイズを、一塁・堂林が落ち着て本塁へトスしタッチアウト。なおも二死一、二塁で3番・細川は見逃し三振に仕留め大ピンチを無失点で切り抜けた。

　打線は1点を追う4回、1番・秋山、2番・中村奨の連打などで好機を作り、二死二、三塁で5番・坂倉が中前2点適時打を放ち逆転。5回以降は追加点を奪えなかったものの、投手陣がこのリードを守り抜き、8回途中7安打1失点の床田は自己最多に並ぶ11勝目（5敗）、1点リードの9回を無失点で締めた守護神・栗林は、再びリーグトップの中日・マルティネスに並ぶ35セーブ目（0勝4敗）をマークした。