【写真】エリアンナ、豊原江理佳らも出演! 世界基準のオーディションで選ばれたミュージカル『SIX』日本キャスト版出演陣
本作は、英国史上最も有名な暴君として知られる英国王ヘンリー8世の6人の元妻たちが、各々の劇的な人生をポップ&ロック調のキャッチーな楽曲で歌い上げる、80分間のノンストップライブパフォーマンス仕立てのミュージカル。原作はトビー・マーロウ&ルーシー・モス。
1人目の妃キャサリン・オブ・アラゴンは、長年連れ添ったにも関わらず王が愛人と結婚する為に離婚。2人目の妃アン・ブーリンは略奪婚に成功し王妃の座を得るも斬首に処せられる。3番目の妃ジェーン・シーモアは王待望の息子を産むが産褥死(さんじょくし)。4番目の妃アナ・オブ・クレーヴスは結婚前に見た肖像画と似ていないという理由で即離婚。5番目の妃キャサリン・ハワードは、前恋人との密会が疑われ斬首。6番目の妃キャサリン・パーは、王に先立たれ生き残る。
それぞれに過酷な人生を送った彼女たちが、現代に蘇りガールズバンドを組み「誰がいちばん悲惨な目にあったのか」でリードボーカルを決めることになり、競い歌う。劇中では「Divorced(離婚)、Beheaded(打首)、Died(死亡)、Divorced(離婚)、Beheaded(打首)、Survived(死別)」と、6名がたどった人生のキーフレーズが飛び交う斬新なストーリーが展開する。
2017年にケンブリッジ大学の学生により制作され、世界最大の芸術祭エジンバラ・フェスティバル・フリンジで発表されるとたちまち話題となり、すぐにUKツアーが決定。瞬く間にヒット作となり、2019年にはウエストエンドで公演。さらにUKツアーと北米ツアーを経て、2020年にはブロードウェイでも上演。その人気は止まることを知らず、ヨーロッパ各地やオーストラリア、韓国など世界各国で上演されることに。2019年にはオリヴィエ賞で作品・助演・音楽・振付・衣裳デザインの5部門でノミネート、2022年トニー賞では8部門にノミネートされ、ミュージカル衣裳デザイン賞、オリジナル楽曲賞を受賞。世界中で35の賞を受賞する快挙を成し遂げた。
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キャサリン・オブ・アラゴン役は、ミュージカル『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』、『RENT』など多数の作品に出演する鈴木瑛美子と、『第41回菊田一夫演劇賞』演劇賞を受賞、ドラマ『大病院占拠』『新空港占拠』(日本テレビ)での好演も記憶に新しいソニン(東京のみ)。
アン・ブーリン役は、ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』のローレン役として出演が決定している田村芽実(東京・愛知のみ)と、ミュージカル『アニー』でデビューし、舞台、映画、ドラマと幅広いジャンルで活躍を続けている皆本麻帆。
ジェーン・シーモア役は、2017年にミュージカル『ビューティフル』のスウィング担当でデビューし、その後も多数のミュージカルに出演する原田真絢と、主演の音楽映画『はじまりの日』(2024年10月)の公開も控える遥海。
アナ・オブ・クレーヴス役は、劇場版『七つの大罪光に呪われし者たち』の挿入歌やNintendo Switchのゲーム『ARMS』公式テーマソングの歌唱も担当したエリアンナと、『ミス・サイゴン』ジジ役で初舞台を飾り、多数の作品に出演している菅谷真理恵。
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キャサリン・パー役は、宝塚歌劇団入団、宙組で男役として活躍した和希そらと、ディズニーアニメーション『ミラベルと魔法だらけの家』でヒロイン・ミラベル役の日本語声優を務めた斎藤瑠希。
ミュージカル『SIX』日本キャスト版は、東京・EXシアター六本木にて2025年1月31日〜2月21日、愛知・御園座にて同年2月28日〜3月2日、大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて同年3月7〜16日上演。