前回からの続き。私はトモヨ。夫のテツヤ、4歳の息子であるコウヘイと3人で暮らしています。わが家から車で30分ほどのところに義両親が住んでおり、近すぎず遠すぎずの距離で私たちは良い距離感を保てていると思っています。義父の趣味は鉄道模型収集で、そのコレクターぶりたるや圧巻のひと言です。しかしある日、コウヘイが鉄道模型を壊してしまったのです……。弁償したほうがいいのかもとは考えていたものの、模型が予想よりずっと高価だったことに驚いてしまいました。
わが家の家計からいま10万円がなくなるのは、正直かなりキツイです……。コウヘイが悪かったことは十分わかっているつもりなのですが、なんとか弁償しないで済むようにと必死に言い訳をしてしまう自分がいました。
私は夫から確実に「弁償しなくていい」という言葉を引き出したい一心で、懸命に説得しようとしました。「子どものしたことだから仕方がないよね」と。夫も私の言い分に賛同してくれるかと思ったのですが、残念ながら逆効果だったようで……。
義父の大切にしていた鉄道模型を壊してしまったコウヘイ。「弁償したほうがいい」とはもちろん考えていましたが、思っていたより模型が高額で驚いてしまいました。正直、わが家の家計からそんな大金をポンと出すのは難しいです。
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【第4話】へ続く。
原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte 作画・ちょもす 編集・横内みか