フィアット、オープントップの現行『500C』で最後を飾る限定車“コレッツィオーネ1957”を導入

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2024年09月04日 18:20  AUTOSPORT web

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シリーズとして最後の限定車となる『500C Collezione 1957(チンクエチェント・シー・コレッツィオーネ・ミレノベチェントチンクワンタセッテ)』が登場
 すでにこの5月をもって、惜しまれつつその生産を終えているフィアットの『500(チンクエチェント)』と、そのオープントップカブリオレとなる『500C』のうち、後者にシリーズとして最後の限定車となる『500C Collezione 1957(チンクエチェント・シー・コレッツィオーネ・ミレノベチェントチンクワンタセッテ)』が登場。世界限定1957台、うち75台が日本上陸を果たし、8月29日より発売開始となっている。

 すでに次世代のBEV(バッテリーEV)モデルが導入されており、長きにわたって現行モデルの座を維持してきたフィアットの屋台骨だが、なかでもデビュー当初から主力機として働いてきた1.2リッター自然吸気4気筒の“マルチエア”を搭載する1.2 Dolcevita(1.2ドルチェヴィータ)をベースに、正真正銘の最終限定モデルが設定された。

 この『500C コレッツィオーネ1957』は、シルバーラインの入った2トーンのボディカラーにクロームのサイドミラーキャップや、ホワイトの16インチ・ダイヤモンドカット・アルミホイールを装着した優雅なエクステリアが最大の特徴となり、リヤガラスには500のシルエットを模したデカールも装着される。

 一方のインテリアでも、ECOインジケーター付きのデジタルメータークラスターを備えつつ、イタリアの高級家具ブランド、ポルトローナ・フラウ社製のレザー(一部に最高級のペレ・フラウレザーを採用)を使用したコレッツィオーネ1957専用シートをはじめ、ウッド調のインストルメントパネルや専用センターコンソールプレートなどを装備。世界で愛されたチンクエチェントならではの世界観が演出されている。

 パワートレインは、前述のとおり吸気側カムシャフトの代わりに電子制御式油圧バルブでコントロールされる可変タイミングリフトを備えた1.2リッター自然吸気4気筒SOHCを搭載し、最高出力69PS、最大トルク102Nmと控えめなアウトプットに。

 そんな『500C コレッツィオーネ1957』の発売を記念し、9月14〜16日の週末にはデビューフェアが実施され、特設サイトより申し込みのうえで全国のフィアット正規ディーラーを訪問するとフィアットオリジナル・モバイルストラップがプレゼントされる。さらに、応募者抽選で5名に1/18スケールミニカー『フィアット・ヌオーヴァ500(セレステブルー)』が当たるキャンペーンも実施中。

 この限定モデルのボディカラーはジェラートホワイト/ルジアーダグリーン(2トーン)に、ソフトトップカラーは人気のアイボリーが組み合わされ、価格は340万円(税込)となっている。

公式サイト:https://www.fiat-auto.co.jp/500/500c-collezione-1957
デビューフェアURL:https://www.fiat-jp.com/fair/500c_collezione_1957/

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