【セントウルS】9歳の大ベテラン・トゥラヴェスーラ 7年ぶりの快挙なるか

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2024年09月05日 20:00  netkeiba

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重賞初制覇を目指すトゥラヴェスーラ(22年3月撮影、ユーザー提供:まどかさん)
 9歳の大ベテラン・トゥラヴェスーラ(牡9、栗東・高橋康之厩舎)が、セントウルステークス(3歳上・GII・芝1200m)で悲願の初タイトルを狙う。

 トゥラヴェスーラは父ドリームジャーニー、母ジャジャマーチャン、母の父アドマイヤコジーンの血統。母の全姉には07年のスプリンターズSを制したアストンマーチャンがいる。これまで重賞に21回挑戦して、18年の葵S、21年京王杯スプリングC、22年の阪急杯と2着が3回。3着が1回、4着も5回あるが、惜しくも勝利には手が届いていない。

 それでも全33戦で獲得した賞金は2億5062万3000円に達している。重賞未勝利で多くの賞金を獲得した馬としては、古くは4億2076万1400円のミスタートウジンや3億2559万1000円のシャコーグレイド、最近では4億8149万6000円のサウンズオブアースや4億5805万7000円のカレンブーケドールが有名。トゥラヴェスーラはこれらの馬には及ばないものの、現役の重賞未勝利馬では3億1809万2000円のボルドグフーシュ、3億1805万円のタガノビューティー、2億6180万7000円のヘリオスに次いで4位となる。

 明けて9歳となったが、大きな衰えはない。前々走のシルクロードSでは不利な外枠から0秒9差の6着に奮闘。休み明けだった前走の北九州記念は13着に沈んだが、叩き2戦目の今回は大幅な前進があって不思議ない。9歳のJRA平地重賞Vとなれば、17年のキーンランドCのエポワス以来で7年ぶりの快挙。藤岡佑介騎手の手綱で、待望の重賞初制覇といきたい。

※タイトルおよび本文中の騎手名に誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。

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