サイン？グリーンライト？　楽天・武藤の8回の盗塁失敗に松中氏「“絶対”セーフにならないといけない場面だった」と喝

◆ 代走起用で勝負仕掛けるも…

　楽天は5日、3位・ロッテとの4連戦の初戦（ZOZOマリン）に1−3で敗戦。ゲーム差は「3.5」に広がった。

　打線は1点ビハインドの3回、一死満塁の場面で3番・辰己涼介の内野ゴロで同点に追いつくも、その後ロッテ投手陣に封じ込まれ得点できず。先発の藤井聖は味方が同点に追いついた直後の3回に、ネフタリ・ソトに勝ち越しとなる2ランを浴び、6回3失点と粘投するも5敗目を喫した。

　5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』では、勝負の分かれ目となった8回表の盗塁失敗のシーンが話題に。
　
　2点ビハインドで迎えた8回表の楽天の攻撃。一死一・三塁とチャンスの場面で1塁走者の武藤敦貴が初球から盗塁を仕掛けるもタッチアウトとなった。解説として出演していた松中信彦氏は「相手に流れを渡してしまった。せっかくのチャンスだったので、走るのはいいと思うんですけど、絶対にセーフにならないといけない場面だと思うので、それがアウトになってしまって、なかなか流れがね…」と言及。

　続けて「変化球だったと思うんですけど。投げた田村捕手も良かったんですけど…。やっぱり勝負をかけてきているんで。あの場面は、特に代走で武藤選手が行っているので、絶対セーフにならなければいけない場面でしたね」とコメントした。

　カード初戦を落とした楽天は、3位・ロッテとのゲーム差が「3.5」に拡大。逆転でのCS進出を勝ち取るために、残す3戦は絶対に負けられない戦いになる。


☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』