元テレビ朝日社員の玉川徹氏が11日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜午前8時)に出演。党総裁選(9月12日告示、27日投開票)について言及した。
総裁選に名乗りを上げているのは8人。上川陽子外相(71)は陣営の会合で出馬に必要な推薦人20人を確保したと明らかにし、11日に会見。斎藤健経済産業相(65)、野田聖子元総務相(64)の出馬は困難との見方が広がった。
河野氏が掲げた公約「収入ある全国民に確定申告」についてSNSでは「実現できれば素晴らしい」という声がある一方で「面倒くさいし効率が悪い。税務署がパンクする」「その前に自民党議員がちゃんと税金を払って」などの声も上がっているという。
玉川氏は「日本以外の先進国は基本的に確定申告をしているので、日本だけが特殊。それは戦時体制に持って行くときに始めたものなのでそれがいまだに続いているのが本当はおかしい」と賛成意見を述べた。
一方で「河野さんがこれを言い出したのはそのためにはマイナンバーカードっていう話なんじゃないですか?」と指摘。「今の政府はデジタル化推進というよりマイナンバーカード推進。マイナンバーカードを推進するために保険証を人質にとったように、今度は確定申告を人質に取ろうとしているように見える」と話した。
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続けて「マイナンバーカードの根本は任意。任意のものを人質を取る形で半強制化させようとしているのは筋としておかしい。無理やり進めようとしているからひずみが出ている。この強引さが河野さん改めた方が良いとずっと思っています」と持論を述べた。
政治ジャーナリストの田崎史郎氏も「確定申告すべきだが、実際問題それをやると、自民党内で多く聞こえるのは『税務署がパンクする』『事務量が膨大でさばけない』という声。総裁選の争点にはなっていない」とコメントした。
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