限定公開( 1 )
演歌歌手五十川ゆき(47)が11日、都内で新曲「三日月と赤い橋」の発売記念イベントを行った。
08年にデビューして16年。「新曲は愛し合う男女のかなわぬ一夜の愛の物語です。私はもともと役者を目指していたのですが、今回はすごく演技力を試される作品です」。
五十川といえば歌唱力はもちろんだが、映画にも出演したことがある演技派だ。曲のプロモーションビデオ(PV)の再生数が多いことで知られ、新曲でもたおやかに歌い、妖艶に踊り、切なく舞うなど見どころ満載で“見ても楽しめる”内容になっている。
作曲を手がけた岡千秋は「九州に行った時に、夕方、川沿いに赤い橋がライトアップされていた。これで三日月があったら最高だな〜と思ったのが曲を作ったきっかけです。満月では幸せになりすぎだから、少し欠けている三日月がいい。今回は彼女に一番合う歌ができた。バッチリです」と涙ながらに語った。
作詞をした冬弓ちひろは「曲をいただいた時にはすでにイメージができていました」と明かした。
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これを聞いた五十川は「曲は1年ぐらい前にできていたのに、岡先生からなかなか聞かせてもらえなかった。『良い曲ができた。お前に合うんだ』と言ってもらっていたので、今日の発売日を迎えられてとてもうれしい」と感謝。「前評判がすごくいいんです。『歌ってみたい』とか『早く聞きたい』って言ってくださる声も多い」と確かな手応えを口にした。
1人息子が11歳の“ママドル演歌歌手”として奮闘中だ。「子どものいる大分と東京とを行ったりきたりなので、子育ては夫や両親に協力をしてもらっています」と話した。
次の目標は20周年。「ゆっくりでいいので1曲1曲必ずステップアップしていきたい」と誓った。
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