肌の炎症、人工皮膚で再現=キリンHDが研究成果発表

5

2024年09月11日 21:01  時事通信社

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

時事通信社

 キリンホールディングス(HD)は11日、ヒトの人工多能性幹細胞(iPS細胞)に由来する免疫細胞を組み込んだ立体的な人工皮膚モデルの作製に成功したと発表した。炎症による肌のトラブルを正確に再現できる可能性がある画期的な成果という。化粧品開発などへの応用が期待される。

 研究は、キリン中央研究所とファンケル、順天堂大学が共同で行った。iPS細胞由来の免疫細胞を立体構造の人工皮膚に組み込む方法を世界で初めて確立。外部からの刺激に対し、人間の肌で起きる炎症に近い状態の反応を起こすことに成功したという。 

このニュースに関するつぶやき

  • 太田母斑やメラノーマの治療方法が開発されると、より有難いのですが。(皮膚病というより組織細胞全体に影響を及ぼす突然変異=血管や特定毛母細胞などの異常増殖が原因だから 表皮だけ取り替えても再発)
    • イイネ!4
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(3件)

ニュース設定