学研ホールディングスのグループ会社であるベンド(東京都千代田区)が運営する「スキルアップ研究所」が、「フリーランス転身時の実務面の変化に関する実態調査」を実施。その結果、フリーランスへの転身は30代前半が最も多く、年収では「エンジニア系」で約7割が増加傾向にあることが分かった。
フリーランスに転身した時期で最も多かったのが「30代前半」で、全体の31.0%だった。次いで「20代後半」(19.0%)、「30代後半」(19.5%)が続いた。ある程度の経験を積んだのち、20〜30代にかけてフリーランスに転身している人が多い傾向があることが分かった。
フリーランスへ転身後の年収の変化を見ると、エンジニア系では全体的に増収傾向が強くなった。特に「50万円以上100万円未満の増加」(25.6%)が多く、約7割が年収増加となっている。
一方、エンジニア系以外の職種については、マーケティング系を除き、年収増加となった人の割合は半数以下と厳しい状況であることが分かった。
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案件獲得のための営業活動について、41.0%が「営業活動をしている」と回答した。また、35.0%が「今後営業をする計画がある」とし、フリーランスの多くが将来を見据え自己営業の実施を視野に入れていることが分かった。
調査は6月20〜26日、フリーランスとして働いている人200人を対象にインターネットで実施した。
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