<東北カップ>◇15日◇準決勝、5位決定戦◇青森・カクヒログループスーパーアリーナ>
東北カップ準決勝で、B1秋田ノーザンハピネッツがB2青森ワッツに78−59で勝利。16日の決勝は、B2山形に勝利したB1仙台と対戦することに決まった。
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秋田が、初戦とは打って変わって、第1Qから相手を突き放し、19点差の快勝で決勝に進んだ。前田顕蔵ヘッドコーチ(HC、42)は「出だしからディフェンスのポジションがすごく悪かった。まだまだ徹底できていない」と厳しく振り返りつつ、「今、大事にしているのは全員が同じ絵を描いてプレーできること。コミュニケーションが非常に大事。そういう部分を積み上げていきたい」とシーズンを見据えた。
決勝で仙台との再戦に臨む。昨年の東北カップは76−89で敗れた。前田HCは「勝って経験値を積み上げたい。これだけたくさんの人が見に来てくれているので、勝ってみんなで喜んで帰りたいなと思います」。田口成浩主将(34)は「選手は違えど、チームとしてのリベンジマッチ。プライドを持って東北のナンバーワンだと言えるように。全員で笑って帰れるように」。2年ぶりの東北王者へ−。アリーナをピンクに染め上げて笑顔で締めくくる。
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青森は第1Qに12−29と大きく離されながら、第2Qにはマックス・ヒサタケ(26)のワンハンドダンクが決まるなど勢いづき、19−12と盛り返した。前半を終え、31−41まで詰め寄ったが後半、強度の高いディフェンスを続ける秋田を崩せず。山形との3位決定戦に向け、大島洋介HC(47)は「徹底的にラン&ガンをやり抜く。明日もう1回気を取り直して、同じことをやっていきたい」と意気込んだ。
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