「土曜の朝に大量にLINEが…」送別会の幹事を引き受けた20代女性、同僚の本音に驚愕【後編】

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2024年09月17日 06:20  キャリコネニュース

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さまざまな価値観を持つ人が集まる職場内では、思いもよらない態度に出る人に驚くこともある。北海道に住む20代後半の女性は、「職場の送別会」で幹事役として同僚たちと相談をしていたところ、一人の派遣社員から不快そうな顔で

「いいんじゃない?もうあなたの好きにしなよ」

と言われて驚いたという。実はこの派遣社員も送別会の内容について提案があり、後で「主役本人に選んでもらおう」とチャットが送られてきた。

結局本人が自分の案を選んだので「私が予約しに行きます」と告げられた。その後も寄せ書きや贈り物などの提案してきては「他の人の話を聞かない状態」だったという。違和感を覚えながら週末に入ると、その派遣社員はさらに驚きの行動に出た。(文:篠原みつき)

LINEで「一人で背負い混んでいるんじゃないかと心配している」というが、本音は…

「土曜の朝に大量にLINEが来てたので見てみると、まだやると確定したわけではないのに『寄せ書きの材料を買いました』とあってびっくりしました。連日の態度といい、休日にまで連絡が来ることといい、疲れてしまい、『ありがとうございます。使わせてください』と返信した後も何かと長文が来ました」

読んでみると

「あなたが一人で幹事をやる必要はない。一人で背負い混んでいるんじゃないかと心配している。頑張りすぎないで」

という内容だった。こちらを心配しているスタンスだが、女性としては「他の人とも話し合いながら協力してたし、決して一人で頑張ってるつもりなんかありません」と困惑しきり。ただ、やがて相手の本音が明かされた。

「むしろそんなに周りに気を遣わせてしまったのか、とショックでした。何か勘違いされてるな〜と思いながらLINEを眺めていたら、『実は幹事をやりたかった』という言葉が出てきました。『あ〜それであの不快そうな態度、暴走してたのか』と納得し、『じゃああとはお任せします』と返信してようやく落ち着いてくれました」

この結果に、女性は拍子抜けしたようにもっともな胸中を語った。

「変な気遣いや心配してるふりをして自分がやりたいように誘導したり、うまくいかないときに不愉快そうな態度を取られるよりも、『実は幹事やりたいと思ってたから、あとは任せて』と言ってほしかったです」

初めから本音で接してくれれば良かったが、派遣社員だけに遠慮があったのだろうか。その後は、無事に送別会を終えたというが、女性は「その派遣さんとは以前のように仲良くしたくありません」と本音を明かす。

「かつて私が仲良くしていたように表面上の人あたりはものすごく良いので、派遣契約が切られることも無さそうだな、と諦めています。もともと仕事で連携を取らなきゃいけないこともないので支障は出ていませんが、少しずつ距離を取って、当たり障りのない会話だけするようにしています。LINEは非通知にしました」

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