当該試合は『NACK5スタジアム大宮』にて19時キックオフで開催され、ホームの大宮が3−0で勝利を収めていた。だが、この試合中に競技規則の適用ミスがあったという。
この試合では北九州側が脳震とうによる交代を行なっていたことから、大宮の交代人数も5人から6人に増加していたため、90＋4分に相手チーム脳振盪交代による追加交代と通常交代を行なった。
しかし、すでに68分、75分、81分とすでに通常交代として交代回数3回を使用していた大宮は、本来であれば相手チーム脳振盪交代による追加交代のみが認められ、通常交代は認められないはずだったが、クラブ側が競技規則を誤認し、通常交代を申し出ると、審判団が交代を認めたため交代が行われてしまい、事象に気がつかずに試合が終了。そして、公式記録作成時に交代回数の誤りが判明したことが明らかになった。
これを受け、Jリーグは日本サッカー協会（JFA）審判委員会に確認した上で、当該試合の取り扱いを決定。「当該試合は、競技規則の適用ミスが発生した時刻が94分であり、その後試合が行われた時間は約2分間。その間得点等の発生はなく重大な影響は及ぼしていないと判断し試合成立とすることが決定しました」と発表された。
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