「Fate/Zero」原作・虚淵玄自身の脚本監修でミュージカル化! 25年1月〜2月に上演

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2024年10月01日 18:51  アニメ!アニメ!

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ミュージカル「Fate/Zero」ティザービジュアル
『Fate/stay night』の前日譚にあたる『Fate/Zero』がミュージカル化され、2025年1月〜2月に東京と大阪で上演されることが決定した。発表に伴い、原作・脚本監修を務める虚淵玄(ニトロプラス)、脚本・演出・作詞を手掛ける西森英行よりコメントが届いた。

『Fate』シリーズは、2004年にシリーズの原点であるPCゲーム『Fate/stay night』が発売されて以来、数多くの派生作品や多岐にわたるメディアミックス展開で、20年にわたり愛され続けてきた。『Fate/Zero』は、『Fate/stay night』の前日譚として2006年に刊行された虚淵玄によるスピンアウト小説で、2011年〜2012年にはTVアニメ化され幅広い層の支持を集めた。

物語の軸となる「聖杯戦争」とは、あらゆる奇跡を叶える万能の願望機「聖杯」の力を追い求め、聖杯に選ばれし証を宿した七人の魔術師(マスター)が七人の英霊(サーヴァント)を召喚し、最後の一人になるまで繰り広げられる究極の決闘劇だ。この物語に至るまで、過去に3度起こった聖杯戦争は共に決着を先送りにされていた。『Fate/Zero』では、「第四次聖杯戦争」となる戦いが描かれる。



このたび上演される「ミュージカル『Fate/Zero』」は、虚淵自身が脚本監修を務め、西森英行が脚本・演出・作詞を手掛けるもの。虚淵は、ニトロプラスのシナリオライターとして『魔法少女まどか☆マギカ』、『PSYCHO-PASS サイコパス』、『仮面ライダー鎧武/ガイム』など独自の世界でストーリーを自在に展開させ、多数の作品で評価を得てきた。

西森は、舞台『メサイア』シリーズやミュージカル『憂国のモリアーティ』シリーズなど舞台作品を中心に幅広く活躍し、ダイナミックな物語創りと繊細な心理描写で人気を博す。この強力な連携により、壮大な物語の世界をシンフォニックで重厚なミュージカルとして創り上げる。上演に向けて、虚淵と西森からはコメントが寄せられた。

『Fate/stay night』の前日譚を原作とする「ミュージカル『Fate/Zero』」は、2025年1月〜2月に東京と大阪で上演される。そのほかのクリエイター、キャスト情報と、公演期間の詳細については後日公開となる。今後の続報を楽しみに待ちたい。

<以下、コメント全文掲載>

【原作・脚本監修】虚淵玄(ニトロプラス)

ずっと以前、まだ今とは違う形の野心と情熱に駆り立てられていた頃の作品を、こうして再び観客の皆様の元へとお届けできるというのは大変に嬉しい出来事で、まるで私自身までもが若返ったかのような気分にさせてもらえます。
Fate/Zero は私にとって大きな節目となった小説で、今日に到る虚淵玄はこの作品あってこそ、と言っても過言ではありません。それがこの令和の時代に新しい形で生まれ変わるという期待感に、胸が高鳴っております。

【脚本・演出・作詞】西森英行

『Fate/Zero』は、伝説の作品。
数百年後の後世にも、古典として語り継がれるであろう傑作である。
鬼才として名高い虚淵玄さんの筆致は深淵なる「文学」。
描かれているのは、シェイクスピアや近松門左衛門にも比肩する鮮烈な人間群像劇だ。
『Fate/Zero』をミュージカルに。
「正義とは何か」「王とは何か」「神の沈黙」「世界の救済」―――。
切嗣やセイバー、聖杯戦争を生きる登場人物たちが紡ぐテーマは旋律となり歌となり、
重奏的に、私たちの生きる「世界の有り様」を映し出すだろう。
伝説と言われる作品を描くのであれば、伝説の舞台として応えなければならない。
才能に溢れたキャスト陣。見識豊かなスタッフ陣。
目指すのは、ジャンルの境界を超える創造的なミュージカル。
持ちうる全ての力をかけて、今、この作品に挑もうと思う。


ミュージカル「Fate/Zero」
公演時期・場所 2025 年 1〜2 月 東京・大阪
原作 虚淵玄(ニトロプラス) / TYPE-MOON
脚本監修 虚淵玄(ニトロプラス)
脚本・演出・作詞 西森英行
(C)Nitroplus/TYPE-MOON・ufotable・FZPC
(C)ミュージカル「Fate/Zero」製作委員会

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