日本でTOEIC Programを実施・運営する、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は、高校生を対象に実施した英語エッセイコンテスト「IIBC高校生英語エッセイコンテスト」の受賞作品を発表した。
「IIBC高校生英語エッセイコンテスト」は、高校生を対象に毎年開催しており、16回目となる今回のテーマは「つながる心、広がる世界〜コミュニケーションを通じた響きあい〜」。個人部門179校・330作品、団体部門47校・2,863作品と、いずれも過去最多となる応募があった。
個人部門では、最優秀賞1名、優秀賞1名、優良賞1名、特別賞6名、日米協会会長賞3名、アルムナイ特別賞1名が受賞。団体部門では、1校20名(20作品)以上の応募校へ奨励賞が贈られた。
最優秀賞はさいたま市立大宮国際中等教育学校 2年の古賀 杏奈(こが あんな)さん、タイトルは『Beyond the differences』。
古賀さんは、「私は、アメリカ人の友人と関わる中で感じた文化や価値観の違いとそれが友人関係に与える影響について考えたことを書きました。日本で生まれ育った私にとって、これまで、文化などの「違い」はとても大きいものでした」とのコメントを残した。
以降、優秀賞は慶應義塾湘南藤沢高等部 3年 水島 凛(みずしま りん)さんの『The Power of "Why?"』、優良賞は聖学院高等学校 1年 野中 茂壮(のなか しげお)さんの『Just a Man』が選ばれた。
審査委員長のIIBC理事長 藤沢裕厚氏は、「例年通りだったのは応募作品のレベルの高さです。受賞作も選にもれた作品も非常に僅差でした。来年もさらに多くの作品を読ませていただくことを楽しみにしています」とコメントしている。(MN ワーク&ライフ編集部)