『嘘解きレトリック』“三人の品子”演じた片岡凜の演技力に賞賛の声「演じ分けがすごかった」「恐るべき芝居」【ネタバレあり】

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2024年11月04日 22:13  ORICON NEWS

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4日放送『嘘解きレトリック』より (C)フジテレビ
 俳優の鈴鹿央士と松本穂香がW主演を務めるフジテレビ系月9ドラマ『嘘解きレトリック』(毎週月曜 後9:00)の第5話が、4日に放送された。

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 本作は、やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬(鈴鹿)と、嘘を聞き分ける奇妙な能力者・浦部鹿乃子(松本)の異色コンビが「ウソ」と「マコト」が入り交じる綾糸のごとき難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。

 以下、ネタバレあり。

 祝左右馬(鈴鹿央士)と浦部鹿乃子(松本穂香)は、端崎馨(味方良介)の姉で怪談雑誌の記者・雅(北乃きい)の取材に同行する事となった。取材ネタは「人形屋敷」と呼ばれている綾尾家で起きた“人形殺人事件”。1ヶ月前、綾尾家の使用人・イネ(松浦りょう)が不審死していたのだ。綾尾家には両親を亡くした品子(片岡凜)という娘が、使用人たちと住んでいる。離れの「人形部屋」は品子の部屋となっており、そこには綾尾家にまつわる奇妙なうわさの元となる数々の人形が置いてあった。

 品子に会った雅は、事件当時の状況を聞く。鹿乃子は品子の「うちは誰も死んでいない。イネさんは自殺」との言葉がウソであることに戸惑う。左右馬と雅も品子の話の端々に違和感を覚えていた。翌日、左右馬と雅が離れに向かうと、格子戸越しに見える障子に血飛沫が飛んでいるのに気付く。左右馬たちが慌てて部屋に入り、品子が倒れていると思って触れたのは人形だった…。

 そこに品子が現れた。品子の着物には血が滲んでいる。そこに、鹿乃子も合流。雅から着物についた血の原因などを聞かれて答える品子だが、鹿乃子はその返事がウソだと分かる。さらに、左右馬との会話の中でも品子のウソを聞く鹿乃子。鹿乃子からウソの合図を受け取った左右馬は、いつになく真剣な表情で、警察と医者、そして自動車をすぐさま手配するよう女中に頼んだ。

 警察と医者が到着するも、品子は“一人しかいない”というウソを並べるばかりで本当のことは明かさない。そんな様子を見ていた鹿乃子はついにウソつき続けることを品子に尋ねる。品子が涙を流す中、ゲガを負った“もう一人”の品子を抱きかかえた左右馬が、屋敷にあった隠し部屋から飛び出し、人形殺人事件の謎が明かされるのだった。

 二週にわたって放送された人形殺人事件では第4話から不穏な空気感を漂わせる品子に視聴者も注目。ラストシーンでは綾尾家の風習から解放され笑顔を見せる品子”たち”の姿も印象的だった。一人三役を演じきった片岡の演技には「品子の演じ分けがすごかった」「3つ子役お見事でした」「恐るべき芝居するね」といった反響が寄せられた。

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