鈴鹿央士&松本穂香共演「嘘解きレトリック」第5話が11月4日放送。ラストで映し出された片岡凜演じる品子の“写真”に「自分らしさを取り戻した姿」「好きな服着て好きな髪型してる素敵な写真」など感動の声が寄せられている。
「ガリレオ」のスタッフによって累計100万部の人気コミックを実写化、鈴鹿と松本が初共演で月9初主演を務める本作。キャストは探偵の祝左右馬に鈴鹿。人のウソを聞き分ける能力を持つ浦部鹿乃子に松本。2人を取り巻く人々として、左右馬の親友で九十九夜警察署の刑事・端崎馨に味方良介。推理小説好きで探偵に憧れている藤島千代に片山友希といった顔ぶれが出演する。
前回、怪談雑誌の記者・雅(北乃きい)の取材に同行した左右馬と鹿乃子は、人形屋敷と呼ばれる綾尾家に向かう。そこでは1か月前、使用人・イネ(松浦りょう)が不審死していた。綾尾家には両親を亡くした品子(片岡凜)が、使用人たちと住んでいて、品子が暮らす離れの人形部屋には、たくさんの人形が置いてあった。品子は「うちは誰も死んでいない。イネさんは自殺」と話すが、鹿乃子はそれが嘘だと見抜く。
翌日、左右馬は離れの障子に血飛沫が飛んでいるのに気付き、部屋に入るが、品子が倒れていると思って触れたのは人形で、そこに現れた品子の着物には血が滲んでおり、口調もまるで別人のようだった…というのが前回のおはなし。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
雅は品子が双子ではないかと考えるが、実際には品子は三つ子だった。1か月前、使用人のイネが人形用に用意した食事に盛った殺鼠剤で死亡。その後、左右馬たちを出迎えた品子は、鹿乃子に“何かを抱えて生きてる”と、自分と同じものを感じ、本当のことを話そうと、隠れていた品子に提案するが拒否され、押し問答の末転倒。大けがを負っていた。左右馬と鹿乃子によって2人の真実が解き明かされ、雅の取材で品子たちの母が抱えたトラウマが原因で、架空の風習が作られ、品子は1人娘として育てられたことも判明する…というラストだった。
SNSには「よく考えたら名前が品子ってのが大ヒントよね」「なるほど口が3つで品子ね。今気付いたわ」「品子」という名前・・口が3つ。名前が彼女の真実を示してる!」など、品子の名前の漢字に隠されたヒントに気づいた視聴者からの反応が次々ポスト。
ラストでは再び綾尾家を訪れた雅が撮影した、風習から解放された品子の写真が映し出された。そこには着物姿と洋服、対照的な装いで笑顔を見せる2人の品子が映っており、「最後の品子さんたちがそれぞれ自分らしさを取り戻した姿の写真が好き」「品子さんたち好きな服着て好きな髪型してる素敵な写真だね」などの声とともに、2人の間にある隙間については「真ん中空けて写してるのって、、、品子さんの分の空間だよね、きっと」といった考察も寄せられていた。
【第6話あらすじ】
鹿乃子は助手として“早く先生の役に立ちたい”と思っていた。そんな中、事務所の大家が鹿乃子に猫探しを依頼。無事に猫を発見するも、家賃をまけてもらえないか、金にならないかと猫を交渉材料として考える左右馬に鹿乃子はあきれる。2人が事務所に戻ると千代を見つける。「関わると、ロクなことがない」と逃げる左右馬だが見つかってしまい、その際、男とぶつかって倒れ、着崩れた千代の着物を着付け直すために事務所へ行くことになってしまう…。
「嘘解きレトリック」は毎週月曜21時〜フジテレビ系で放送中。
(笠緒)