デブリの試験的取り出し成功=事故後初、廃炉向け一歩―東電福島第1原発

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2024年11月07日 13:01  時事通信社

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時事通信社

東京電力福島第1原発2号機のデブリ回収装置。公開されたデモンストレーションで、デブリを想定した小石をつかみ上げた=5月28日、神戸市
 東京電力は7日、福島第1原発事故で溶け落ちた2号機の核燃料(デブリ)の試験的取り出し作業を完了したと発表した。回収装置が採取した5ミリ大のデブリの放射線量を測定し、作業に問題ないことを確認した上で、運搬用の専用容器に収納。約2カ月で一連の作業を終えた。

 2011年の事故後、格納容器内からデブリを回収したのは初めてで、廃炉に向けた工程は新たな段階に入った。今後、茨城県大洗町や東海村にある日本原子力研究開発機構などの4施設で成分などを分析し、本格的な取り出しに向けた研究に役立てる。 

このニュースに関するつぶやき

  • 原発事故から13年も経過して、廃炉はまだ先。やはり原発効率悪い。地熱や水力など再エネに変えるべき。
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