「メリル ロッゲ(Meryll Rogge)」を手掛けるメリル・ロッゲ(Meryll Rogge)が、「2024 ベルギー ファッション アワード(2024 Belgian Fashion Awards)」のデザイナー・オブ・ザ・イヤー賞に輝いた。同賞を受賞した初の女性デザイナーとなった。
メリル・ロッゲ(Meryll Rogge)は、アントワープ王立芸術アカデミー在学中に「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」の下でキャリアをスタート。その後「ドリス ヴァン ノッテン(DRIES VAN NOTEN)」のデザインチームに在籍し、4年間ウィメンズ部門のチーフデザイナーとしてコレクションに携わった。2020年、自身のブランドであるメリル ロッゲをスタート。2022年にはLVMHプライズのセミファイナリストに選出されたほか、今年度の「インターナショナル・ウールマーク・プライズ」のファイナリストにも選ばれている。
また、今年のアクセサリーデザイナー・オブ・ザ・イヤーは「デヘレ(D'heygere)」を手掛けるステファニー・ディヘラ(Stéphanie d'Heygère)、新人賞は「マリー・アダム=ルナールト(MARIE ADAM-LEENAERDT)」のマリー・アダム=ルナールト(MARIE ADAM-LEENAERDT)、審査員賞は「マリナ イー(MARINA YEE)」のマリナ・イーが受賞した。
Belgian Fashion Awardsは2017年に創設。デザイナー・オブ・ザ・イヤー、アクセサリーデザイナー・オブ・ザ・イヤー、審査員賞は、ベルギー出身のファッションデザイナーもしくは、ベルギー発のファッションブランドを務めるデザイナーから選ばれる。新人賞は自身のコレクションを3年以内に発表したデザイナーもしくは企業に贈られ、賞金5000ユーロ(約80万円)が授与される。Belgian Fashion Awardsではこれまで、ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)やラフ・シモンズ(Raf Simons)、マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)、「ナマチェコ(NAMACHEKO)」のディラン・ルー(Dilan Lurr)、ウォルター・ヴァン・ベイレンドンク(Walter van Beirendonck)、グレン・マーティンス(Glenn Martens)、ヤン=ヤン・ヴァン・エシュ(JAN-JAN VAN ESSCHE)などが選出されている。