日本海側は久しぶりに日差したっぷり 北海道・東北は今夜から落雷・突風など注意

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2024年12月02日 14:22  日本気象協会

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日本気象協会

日本海側は久しぶりに日差したっぷり 北海道・東北は今夜から落雷・突風など注意

2日(月)は、日本海側でも広く晴れて、青森・秋田・新潟では、6日ぶりに日照時間が5時間を超えました。ただ、穏やかな晴天は続きません。北海道や東北の日本海側では、2日(月)夜から3日(火)朝にかけて、大気の状態が非常に不安定になるため、竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に、ご注意下さい。



●日本海側でも 日差しがたっぷり


2日(月)は、本州付近は移動性の高気圧に覆われたため、北から南まで、青空が広がりました。

特に、注目すべきは、太平洋側だけでなく、日本海側でも良く晴れたこと。曇りや雨、雪が続いた日本海側でも、長い時間、日差しが降り注ぎました。

14時現在、日照時間は、青森・秋田・新潟では、すでに5時間を超えました。いずれも5時間を超えたのは、6日ぶりです。青森・新潟では、1日(日)まで、日照時間2時間未満の日が続いていたので、久しぶりにたっぷりの日差しを実感できたと思います。


●北海道・東北の日本海側 今夜から 大気の状態が非常に不安定


ただ、穏やかな晴れの天気は、長くは続きません。

西から前線を伴った低気圧が近づくでしょう。この寒冷前線が、3日(火)にかけて、北海道や東北を通過する見込みです。

そのため、北海道や東北の日本海側では、2日(月)夜から3日(火)にかけて、大気の状態が非常に不安定になりそうです。積乱雲が発達し、雷の発生する所があるでしょう。竜巻などの激しい突風や落雷、ひょう、急な強い雨に、ご注意ください。


●雷が近づいたら 家の中でやるべきこと


雷雲が近づいた場合、家の中にいても、身を守るためにやっていただきたいことが2つあります。

1つめは、窓から離れて、家の中央に避難することです。雷が鳴る時には、突風が吹くこともあり、突風によって窓ガラスが割れる恐れがあります。雷が鳴っているかどうか、外の様子が気になるかもしれませんが、窓やカーテンはしっかり閉めて、窓から離れましょう。特に、大きなガラス窓の下や周囲は、大変危険ですので、絶対に近づかないでください。

2つめは、雷が近づいたら、家電製品のコンセントを抜くことです。雷が落ちると、パソコンなどが故障する場合がありますが、それを防ぐのは簡単です。コンセントを抜くだけで、雷から家電製品を防護できます。

雷の音が聞こえなくなっても、20分くらいは、むやみに外に出ないでください。



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