楽天ペイメントは12月2日、実店舗向けキャッシュレス決済サービス「楽天ペイ」にて、中小企業を対象に、楽天ペイのコード決済とクレジットカードの決済手数料を2.20%に下げることを発表した。
これまで、クレジットカードの決済手数料は一律3.24%としていたが、キャッシュレス決済の利用拡大に向けて、クレジットカード決済「Visa」「Mastercard」「JCB」「American Express」「Diners Club」「Discover」の決済手数料を2.20%とする。また、楽天ペイのコード決済で支払った際の手数料は2.95%から2.20とする。クレジットカードの決済手数料は非課税、楽天ペイの決済手数料は税込みとなる。
同社は手数料の改善を“最強プラン”を銘打ち、2種類のプランを用意する。1つが、月額2200円を支払うことで、楽天ペイとクレジットカードの決済手数料が2.20%になる「スタンダードプラン」。もう1つが、月額料金なしで楽天ペイとクレジットカードの決済手数料が2.48%になる「ライトプラン」。
スタンダードプランでは、月額料金が無料になるキャンペーンを2024年12月2日から2025年12月31日まで実施する。なお、スタンダードプランは審査通過日から2年以上利用する必要があり、2年以内に利用停止した場合または楽天ペイメントが定める条件を満たさなくなった場合、違約金が発生することがある。
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両プランの対象は、国が定める中小企業の定義に該当する事業者または個人で、楽天ペイ実店舗決済への新規加盟店であること。上場企業や上場企業のグループ会社または連結子会社は対象外となる。
決済端末の「楽天ペイ ターミナル」については、新規で申し込んだ加盟店を対象に、「楽天ペイ ターミナル導入0円キャンペーン」を実施している。この端末ではクレジットカード、電子マネー、QRコード決済を利用でき、レシートプリンタやモバイル通信、Wi-Fi機能も搭載している。
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