「もうええでしょう」は「地面師たち」原作には無い言葉だった 監督が裏側明かす【2024ユーキャン新語・流行語大賞】

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2024年12月02日 15:34  モデルプレス

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大根仁監督(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/12/02】今年流行した新語・流行語を決める「2024ユーキャン新語・流行語大賞」の表彰式が2日、都内にて開催。Netflixシリーズ「地面師たち」より「もうええでしょう」が選出され、脚本・監督の大根仁氏が登壇した。

【写真】2024年「新語・流行語大賞」トップテン一覧

◆2024年新語・流行語トップテンに「もうええでしょう」ランクイン

Netflixで7月から配信された「地面師たち」で地面師・後藤を演じたピエール瀧のセリフ「もうええでしょう」が話題を集めトップテン入り。早く話を切り上げたいときや、ピンチを免れたいときに使うことが多かった。

大根仁氏は「本来なら後藤役のピエール瀧さんが来るべきだと誘ったんですけど、瀧さんは意外と奥ゆかしい方で、“僕はセリフを言っただけ。あのセリフを書いたのはあなたなんだから…”と」とやりとりを明かした。また「僕は原作にあるセリフを脚本に書いたと思っていたのですが、(『もうええでしょう』は)原作にはなくて…。無意識のうちに僕が脚本書いたときに入った言葉でした」と、オリジナルであることを打ち明けた。

◆「新語・流行語大賞」

「新語・流行語大賞」は、令和5年12月1日から令和6年11月30日までに発生した様々な新語・流行語の中から、より軽妙に世相を衝いたもの、また強烈なインパクトで世上に喧伝されたものに対してその新語・流行語の発生源周辺の人物・団体を顕彰するもの。

選考委員会は金田一秀穂(杏林大学教授)、辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)、パトリック・ハーラン(お笑い芸人)、室井滋(俳優・エッセイスト・富山県立高志の国文学館館長)、やくみつる(漫画家)、大塚陽子(「現代用語の基礎知識」編集長)で構成される。(modelpress編集部)

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