冬のお洗濯のお悩み、冬の天気のいい日に外干しをしても『乾いていない気がする』という『外干し、乾いていない気がする問題』。冬の洗濯物が乾いているか判断する方法とは。
“検証”冬の外干し何時間で乾く?快晴なら外干しでも乾くが“強敵”パーカーは?南波雅俊キャスター:
洗濯物の冬の外干しは「乾いていない気がする」という声もあり、検証しました。
使用したのはパーカーやジーンズ、バスタオル、セーター、フリース、比較としてシャツと靴下も一緒に干しました。生地の厚さなどをそろえるため、同じ製品を干しています。
12月2日の最高気温は16.8℃、最小湿度50%のなかで検証しました。
洗濯ブラザーズが監修し、服と服との間隔を空けながら部屋干しを午後0時20分から開始したところ、長くても5時間から6時間ぐらいあればすべて乾いたということです。
▼部屋干しで乾いた時間
2時間:シャツ、靴下
3時間:ジーンズ
5時間:バスタオル、セーター、フリース、パーカー
外干しは午後0時から行い、テラスの気温は19℃ほどまで上がり、まさに洗濯日和でした。パーカーのフードは乾かず、バスタオルやセーターも時間がかかる状況だったということです。
▼外干しで乾いた時間
2時間:シャツ、靴下、ジーンズ、フリース
まだ:バスタオル、セーター、パーカーのフード
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乾くスピードだけではなく、冬の外干しの場合は「洗濯物が冷たくなりすぎて乾いているかわからない」ということもあるかと思います。
冷たい洗濯物でも乾いているかすぐ分かる方法を宅配クリーニング「リネット」のお洗濯アドバイザー・近藤高史さんに伺いました。
(1)ドライヤーなどの温風を手のひらに約10秒あてる
(2)手のひらが温まり乾いた状態で洗濯物を約5秒手で挟む
(3)手のひらが湿っていたら乾いてない
何もつかなければ、もう乾いたという判断材料になるそうです。
外干しタオルごわごわの理由は?「乾いたらすぐ取り込んで」また、タオルを外干ししたものの「ゴワゴワしている気がする」という方もいらっしゃるかもしれません。
洗濯ブラザーズの茂木康之さんによると、その理由は「乾かしすぎです!乾いたらすぐのい取り込んでください」ということです。
そもそも衣類はある程度水分を含んでいて、それが自然な状態だそうです。しかし、外干しをし過ぎると完全に乾きすぎてゴワゴワになってしまうので、乾いたらすぐに取り込んでくださいということでした。
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乾燥器もどれを使えば、お得になるのか調べました。
▼ドラム式洗濯乾燥機
高温で素早く乾かしていく「ヒーター乾燥」だと、1時間で約32円
低温で時間をかけて乾かしていく「ヒートポンプ乾燥」だと1時間で約12円
▼浴室乾燥機
1時間約39円で、ドライヤーをずっと使っているのとほぼ同じぐらい
浴室乾燥機が一番、お金かかるみたいです。