冬の温泉×アイス=至福。「界 鬼怒川」で楽しむ“湯上がりパピコ”が最高だった

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2024年12月04日 12:11  マイナビウーマン

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マイナビウーマン

冬の温泉×アイス=至福。「界 鬼怒川」で楽しむ“湯上がりパピコ”が最高だった

温泉でぬくぬく温まり、湯上がりにおいしいアイスを頬張る……。冬に食べる入浴後のアイスは、なんだか夏に食べるよりも贅沢に感じますよね。

「いい風呂の日」である2024年11月26日より、星野リゾートの温泉旅館ブランド「界」の3施設限定で、江崎グリコの「パピコ」が湯上がり処に登場しました。なんでも、パピコをそのまま食べるだけではなく、「ミニパピこたつ」と「パピコサーバー」を使った、家ではできない食べ方も楽しめるとのこと。……それだけ聞いても謎が深まるばかりだったので、「界 鬼怒川」に足を運び、実際に取材してきました!

温泉後、スプーンでパピコを食べる特別感。界 鬼怒川へ

2025年1月12日まで「界 鬼怒川」「界 アルプス」「界 雲仙」で楽しめる「界×パピコ 湯上がり体験イベント」。期間中、宿泊者は湯上がり処で特別なアイス体験が無料でできちゃいます(宿泊費別)。全国23施設に展開する「界」の中で、こちらを体験できるのはこの3施設だけ。今回訪れた「界 鬼怒川」は、東京から約2時間で到着する「鬼怒川温泉駅」が最寄りです。駅からはタクシーで約5分、路線バスで約15分+徒歩5分で到着します。

15:00にチェックインし、客室に荷物を置いたら一目散に「大浴場」へ。大きなガラス張りの内湯や露天風呂からは四季折々の自然を楽しむことができ、取材日はちょうど紅葉が見ごろでした。鬼怒川温泉は江戸時代、日光詣の僧侶や大名のみが入浴を許されたという高貴な温泉。一般人も入浴できる、今の時代に生まれてよかったです……!

泉質は「美肌の湯」と呼ばれるpH9.1の「アルカリ性単純温泉」。肌あたりが優しいので長湯も問題なく、一度とは言わず二度、三度と入りたくなります。

「界」では忙しい現代人に合わせて1泊2日で湯治体験が可能な「うるはし現代湯治」を提案しており、より実践的に「湯治の方法」を学ぶなら16:00から開催の「温泉いろは(無料)」に参加するのもおすすめ。鬼怒川温泉の歴史や、より効率的な入浴方法を知ることができます。学んだ呼吸法やストレッチを実践すると、温泉後、身体が温まるだけではなく軽やかに感じました! 温泉いろは参加者は界の各施設でスタンプを押してもらえる「お湯印帳」ももらえますよ。

ポカポカ温泉で温まった後は「湯上がり処」で小休憩。ここは栃木の伝統工芸品「黒羽藍染」で彩られた「界 鬼怒川」ならではの空間で、ゆったりくつろぎながらリンゴジュースや黒豆茶で水分補給ができます。

そしてこの湯上がり処に、期間限定で登場しているのがパピコの屋台! 界 鬼怒川ではこの屋台と「パピコ<チョココーヒー>」が用意されており、長野県の「界 アルプス」では「パピコ<マスカット オブ アレキサンドリア>」、長崎県の「界 雲仙」では「パピコ<ホワイトサワー(R)濃い味>」を味わえます。

パピコはチューチュー吸うのも醍醐味ですが、「うるはし現代湯治」の一つとして温泉後にゆったりくつろぐ時間を提供する「界」では、一味違う食べ方ができます。食べ方は、まず凍ったパピコを「ミニパピこたつ」に入れて約3分待機。ミニパピこたつはパピコ専用熱伝導カバーとなっていて、カチカチに凍ったパピコを約3分入れるだけでほどよく解凍してくれる優れものです! ミニパピこたつのデザインは3施設それぞれ異なり、界 鬼怒川は栃木の伝統工芸品である黒羽藍染や鹿沼組子の柄で親しまれている麻の葉模様です。

そしてパピコを5回ほどモミモミし、「パピコサーバー」にセット。この「パピコサーバー」は「界×パピコ 湯上がり体験イベント」のために開発されたもので、現時点では世界に3台しかありません!

ハンドルを回すとパピコの中身が下から出てくるので、器でキャッチします。ムニュムニュっと出てくるのが面白い!

パピコサーバーで盛り付けたパピコを食べてみると、そのなめらかな味わいは、チューチュー吸って食べるパピコとはまた違ったおいしさ……! スプーンを使って食べると自然とゆっくり味わうことができ、温泉後に火照った身体がじんわりクールダウンしていきました。はぁ、癒やされる……。

益子焼に、鹿沼組子。民藝品に囲まれるモダンな客室

湯上がりパピコを楽しんだ後は、プライベートな空間でさらにリラックス。界 鬼怒川の客室は全48室すべてがご当地部屋「とちぎ民藝の間」で、益子焼・黒羽愛染・鹿沼組子といった栃木県の民藝品・伝統工芸品があしらわれています。ベッドに置かれている鹿沼組子は、伝統的な「麻の葉模様」。古くから魔除けとして親しまれている模様で、悪夢から守る意味が込められています。

広さは約40平米で、全室テラス付き。森を見ながら、益子焼のコーヒーカップでコーヒーやお茶を味わう時間も格別です。

温泉好きの人には「露天風呂付き和室」が一押し。循環式で、自分の好きなタイミングで適温の温泉に浸かることができます。女性は肩まですっぽり浸かるほどの深さとなっていて、川のせせらぎに耳を傾けながら入る露天風呂は極上でした……。

温かいお鍋でポカポカ。冬の特別会席「桜牡丹鍋会席」

夜は冬の特別会席「桜牡丹鍋会席」に舌鼓。先付け・煮物椀・宝楽盛り(八寸・酢の物・お造り)・揚げ物・台の物・甘味と、栃木にちなんだ料理や旬の食材を楽しめる豪華な献立です。先付け「牛肉とらっきょうのタルタル とちおとめのドレッシング」は細かく刻んだローストビーフに、日光の特産品「らっきょうのたまり漬け」と味噌ピーナッツを合わせた一品。器と箸&箸置きは益子焼で、地酒とともに栃木尽くしの料理を楽しみました。

台の物「桜牡丹鍋」は「サクラマス」と「猪肉」を2種類の出汁で味わう鍋料理。サクラマスはあまごの焼干しからとった出汁で、猪肉は山椒出汁で味わいます。新鮮なサクラマスや猪肉はまるで臭みがなく、絶品そのもの。キノコやセリなどたっぷりの野菜とともに楽しむと、身体が内側からポカポカ温まりました!

益子焼の魅力を深掘り! 「益子焼ナイト」

一日の最後はご当地楽「益子焼ナイト(無料)」に参加。「益子焼マイスター」の界 鬼怒川スタッフが、益子焼の特徴や歴史を教えてくれます。はじまる前に、ゲストはずらりと並んだ「豆皿ギャラリー」から好きな器を3枚チョイス。豆皿ギャラリーには益子焼以外も並んでおり、益子焼との違いを比べることができます。どれが益子焼か知らずに選ぶと、私は3枚中、2枚が益子焼でした! 益子焼ナイトの最後には益子焼で作った楽器での演奏も披露され、珍しい益子焼の音色を楽しむことができます。

澄み渡る空気の中で、リラックス。「木漏れ日体操」&「温泉」

翌朝は7:00から開催される「木漏れ日体操(無料)」で1日をスタート。朝の光を浴びながら、深呼吸やストレッチを行います。鬼怒川の冬の朝は寒いですが、空気が澄んでいてとても気持ちよかったです!

そして頑張って早起きした自分へのご褒美は「温泉」。静寂な空気の中で浸かる朝風呂は、温泉旅館に泊まる醍醐味です。そして湯上がりには、きっとみなさんパピコに手をのばしてしまうことでしょう……。

心もほっこり。栃木県の郷土料理を楽しめる「朝食」

朝食は栃木県の郷土料理が中心の和食膳。酒粕をベースに豆や鮭を煮た「しもつかれ」、ジャガイモのすいとんや湯波入りの「ばっとう汁」など、心もほっこりする料理を味わえます。珍しいもち麦と大豆の納豆もおいしかったです!

期間限定で湯上がりにパピコを楽しめる「界 鬼怒川」。チェックアウトは12:00までなので、最後までゆったりと温泉×パピコを満喫できます。温泉で温まり、冷んやりなめらかアイスを味わう、特別な冬の温泉旅へおでかけしてみてくださいね!

・界×パピコ 湯上がり体験イベント URL:https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/sp/kai-papico/

・界 鬼怒川 住所:栃木県日光市鬼怒川温泉滝308

(撮影・取材・文:小浜みゆ)

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