京急電鉄、2024年度も大晦日の終夜運転なし - 年始に大師線で増発

京浜急行電鉄は5日、年末年始期間の特別ダイヤについて発表した。12月28日から1月5日まで土休日ダイヤで運行。12月31日は終電を繰り下げ、1月1日は三浦半島方面への初日の出参拝客向けに臨時特急「初日号」を運行する。大みそかの終夜運転は実施しない。


年末年始ダイヤ期間中、12月30日から1月3日まで「ウィング・シート」を休止する。大みそか深夜は、沿線で開催される「よこすかカウントダウン 2025」来場者の帰路を考慮し、深夜に臨時列車を運行。終電を繰り下げる。下りは0時台に神奈川新町発京急久里浜行の普通2本と堀ノ内発浦賀行の普通1本、上りは0時台に浦賀発横浜行の普通2本、1時台に堀ノ内発横浜行普通1本を運行する。

三浦半島方面への初日の出参拝客に向けた臨時特急「初日号」は、品川駅4時57分発・三浦海岸駅6時10分着で運行。途中の京急川崎駅、横浜駅、上大岡駅、金沢文庫駅、横須賀中央駅、京急久里浜駅に停車する。この列車以外に元日の始発列車繰上げは行わない。


大師線は1月1〜7日と1月11〜13日に臨時ダイヤとして列車を増発し、参拝客の移動を支援する。日中時間帯に約6分間隔で運行する予定となっている。（佐々木康弘）