剛力彩芽が舞台初主演　『アンフェア』『HERO』手掛ける秦建日子氏の新ミステリー舞台作品

　俳優・剛力彩芽（32）が、2025年3月15日から23日まで東京・銀座博品館劇場で上演される舞台『死は、ど真ん中に転げ落ちて』で舞台初主演を務める。

【写真】22人の豪華出演者ズラリ！舞台『死は、ど真ん中に転げ落ちて』

　今作は、『アンフェア』や『HERO』などの名作で知られる脚本家・演出家の秦建日子氏が手がけ、秦氏手がける「女子大小路の名探偵」シリーズの新章として描かれる本格ミステリー作品。

　舞台となるのは、延べ200万人以上を動員する日本有数の巨大な祭り「にっぽんど真ん中祭り」。祭りの裏で発生する連続傷害事件から殺人事件へと発展する物語は、目まぐるしい展開とともに予想外の大どんでん返しが繰り広げられる。秦氏が脚本・演出を手がけ、「にっぽんど真ん中祭り」の実行委員会の全面協力のもと、リアリティ溢れる舞台が実現した。

　主演を務める剛力を筆頭に、ボーカルダンスユニットSUPER★DRAGONのメンバーである古川毅、舞台『魔法使いの約束』など多数の舞台に出演している和合慎一、アクロバットやダンスに芝居、パフォーマンスに特化したユニットを組む山本亮太、「アサルトリリィ」など2.5次元作品を中心に出演し多くの支持を得る佐倉初、声優として人気を博す傍ら劇団クロジを旗揚げし精力的に活動を続ける福圓美里、乃木坂46としてデビューし21年の卒業後は舞台作品を中心に活躍する渡辺みり愛。

　さらに、オリンピック3大会に出場するなどバレーボール界を牽引し、引退後はキャスターをはじめ俳優、歌手と多方面で第一線に立ち続けている大林素子、さまざまなTVドラマや映画、演劇などの作品に出演し長年俳優として活躍している三浦浩一、と幅広いジャンルから確かな実力を持つ俳優陣が集結。

　そして、白峰ゆり、高橋明日香、神志那結衣、金子雅、杉江優篤、平山佳延、川名浩介 池田彰夫、桐谷直希、塩出純子、山木コハル、斉藤レイ、藤原習作と多岐にわたり活躍する実力派キャストがそろい、総勢22人でミステリー作品を創り上げる。

　また、THE FRANK VOXが手がける主題歌「ワッショイジャパン」が12月11日に先行配信されることも決定。本作の世界観を盛り上げる一曲として注目されている。

【あらすじ】
真夏の名古屋を彩る『にっぽんど真ん中祭り』通称どまつり。今年は全国公開予定の映画とのタイアップも決定し、どまつり開催へ向けて街じゅうは大盛り上がり。ところが、開催を間近に控えたとある日に、運営委員会宛に、どまつり中止を求める一通の脅迫状が届く。中止の決定がなされるまで、どまつり関係者を無差別に襲撃するとの文言通りに、どまつり関係者が、次々に襲われる。現場には「全治一週間」のメモが残され、全治二週間、三週間と続き、傷害の程度もエスカレートする。五番目の被害者は、女子大小路の一角にあるバー・タペンスの雇われバーテンダー、広中大夏。尻を刺され階段から突き落とされた彼は、重傷を負う。

大夏の姉であり、美女だが短気で暴力的な主人公の広中美桜は、弟の負傷をきっかけに事件に巻き込まれていく。しかも、事件の裏にはもう一つ、遠い過去からの仄暗い因縁があって……殺人予告のカウントダウン。どまつりの開催は風前の灯火に。誰が殺され、誰が生き残るのか。そして、美桜が辿り着く、最悪の真実とは。