“躍動”ベリンガムが負傷交代もCL出場は「大丈夫」…同じく負傷交代のメンディは欠場へ

　レアル・マドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督は7日、ラ・リーガ第16節のジローナ戦で負傷交代となったMFジュード・ベリンガムとDFフェルラン・メンディについて言及。ミッドウィークに行われるチャンピオンズリーグ（CL）での起用可否について語った。

　敵地でジローナと対戦したレアル・マドリードは、ベリンガムの5戦連発弾などで3−0の勝利を収めたものの、そのベリンガムが60分過ぎに外転筋を痛めて途中交代。さらに80分過ぎにはメンディも負傷し、交代を要求する事態に。CLでの苦戦が続く中、10日には敵地で“好調”アタランタとの一戦を控える中で、不安を残す状況となった。

　試合後、負傷交代となった両選手の状態について問われたアンチェロッティ監督は、「ベリンガムは大丈夫だ。少し疲れていて、終盤はリスクを冒さないことを選んだ。メンディは筋肉系だと思われる。（アタランタが本拠地を置く）ベルガモには行かないだろう」とコメント。ベリンガムの起用に問題はないとの見解を示した一方で、メンディは離脱となる見通しを明かした。

　なお、コンディション不良により今回の招集メンバーから外れたFWロドリゴに関しては「火曜日には間に合うだろう」と述べ、アタランタ戦のメンバーには入る可能性が高いことを指摘。同試合には、負傷離脱中のFWヴィニシウス・ジュニオールも間に合うものと見られている。

　アタランタは現在、セリエAで暫定首位に立ち、CLのグループフェーズでも5位に位置。一方のレアル・マドリードは、CLグループフェーズでプレーオフ進出当落線上の24位と苦戦を強いられている状況だ。CL王者にとって山場となる一戦は、10日29時キックオフ予定となっている。


【動画】ベリンガムが1G1Aと躍動