筒状のプラスチックを加工して、ベンツを“再現”する動画がYouTubeに投稿されました。この動画の再生数は記事執筆時点で590万回を突破しています。
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「Top One Maker」。ポリ塩化ビニル(PVC)のパイプを小さなバイクや軍用トラックなどに作り変えていく様子を公開しています。
まずは、半分に切ったPVCの筒を加熱して平たく加工。型紙を当てて、車体の側面部分とバックドアを切り出したら接着剤でくっつけます。各部に細かいパーツを付けてディテールを作り込みながらボンネットとルーフ部分も追加。複数のプラスチック板が少しずつ車の形にまとまっていきます。
PVC製のフレームに透明なパーツとシャフトを組み込んでフロント部分を形作り、前後のバンパーやテールランプ、サイドミラーとともに接着。車体のあちこちに開けておいた穴の部分へ「窓」となる部品をはめ込みました。
|
|
続いて作るのは、車体の下部。土台となる部品にシャフトとギア、モーターを固定し、動力が前後へ伝わるようにしました。合わせて、ピンセットでなければつまめないほどに細かいパーツを多数組み合わせて前輪が連動する仕組みを構築。ゴムで包まれた4個のリング状のパーツをタイヤとして取り付けます。
車体後方に設けた台の上に電池ボックスを置き、各種電子部品をハンダ付けで配線。濃いグレーに塗装した上部と合体させてネジで固定すれば、ラジオコントロールできる「ベンツGクラス」の完成です!
動画には、屋外で走るシーンも登場。デコボコしている荒れ地や坂道もどんどん走っていきます。投稿者の巧みな加工技術により、プラスチックの筒が大変身しました。
コメント欄には、「3Dプリンターを使わず、PVCのパイプ! 脱帽!」「電動化は予想していなかった」「言葉はない。ただただすばらしい」「生まれて初めてスキップせずに見た動画」などの感想が寄せられています。
※画像は「Top One Maker」のYouTubeから引用
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2024 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。