【バレー】ペルージャ無傷の開幕11連勝で折り返し 石川祐希は途中出場で12得点、一打で流れ変える

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2024年12月09日 06:10  日刊スポーツ

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石川祐希(2023年6月11日撮影)

<イタリア1部リーグ・セリエA:ペルージャ3−2ピアチェンツァ>◇第11節◇9日(日本時間10日)◇ペルージャ



バレーボールのイタリア1部リーグ・セリエAの第11節が行われ、パリオリンピック(五輪)で日本代表主将を務めた石川祐希(28)が所属するペルージャが、無傷の開幕11連勝を飾り、単独首位で前半戦を折り返した。


ホームで5位のピアチェンツァと対戦。3−2(25−19、25−23、22−25、17−25、15−9)のフルセットで強敵を退けた。


石川はベンチスタートとなったが、チームは幸先良く2セットを先取した。しかし、第3セット(S)以降は一転して相手のペース。石川が途中出場でサービスエースを決めるなど活躍を見せたものの、主導権を奪い返すことはできず、セットカウント2−2と追いつかれた。


迎えた最終第5S。このセットも先手を許す苦しい立ち上がりとなったが、石川の一打が流れを変えた。3−4から難しいハイセットを打ち切り、同点に。一進一退の攻防に持ち込むと、8−8の場面でウクライナ代表のオレフ・プロツニスキーがサービスエースを決めて勝ち越しに成功した。さらに12−9の場面で石川が強烈なバックアタックを決めて突き放すと、続けてブロックを決めてマッチポイントを奪取。最後は味方のクイック攻撃が決まり、2時間18分の熱戦に終止符を打った。


石川は途中出場ながら12得点をマーク。アタック決定率は56%だった。チームは連勝記録を「11」まで伸ばした。先月から始まったヨーロッパ各国のトップチームが集う欧州CEVチャンピオンズリーグでも3連勝を飾るなど破竹の勢いを続けており、まさに向かうところ敵無し。石川は途中出場が主ながら、要所での活躍で存在感を発揮している。


次戦は15日(同16日)、敵地で4位のベローナと対戦する。

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