田中代表委員らがオスロ空港に到着=核廃絶「より強く訴える」―日本被団協、あすノーベル平和賞授賞式

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2024年12月09日 06:31  時事通信社

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オスロ・ガーデモエン空港に到着した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の田中熙巳代表委員(前列左)ら。後列右はノルウェー・ノーベル賞委員会のフリードネス委員長=8日
 【オスロ時事】ノーベル平和賞受賞が決定した日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の被爆者ら代表団が8日夜(日本時間9日未明)、ノルウェーのオスロ・ガーデモエン空港に到着した。10日の授賞式では田中熙巳さん(92)ら3人の代表委員が登壇してメダルと賞状を受け取り、田中さんが講演する。

 飛行機は午後7時半ごろ着陸。代表委員3人は、空港のVIPターミナルで日本と海外の報道陣約30人の取材に応じた。ノーベル賞委員会のフリードネス委員長(40)も立ち会い、3人は委員長から贈られたという花束を手に感極まった様子だった。

 講演を控えた田中さんは「非常に緊張している」と語った上で、「私たちは高齢になっているが、いま核情勢が非常に厳しい。被爆者が訴えてきたことをさらに強く訴え、若い人たちに引き継いでもらいたいという願いをお話したい」と笑顔を見せた。

 箕牧智之さん(82)は「戦争、核兵器大嫌い。平和が一番」と声を張り上げた。田中重光さん(84)は「先人たち全ての被爆者の受賞と思っている。二度と被爆者をつくらないため頑張っていく」と力を込めた。 

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  • 「日本は核の傘に守られているのに不謹慎」とか言ってる人がいて笑う。恐怖が知られていなくてどうして抑止力が発生するの?
    • イイネ!6
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