『ONE PIECE』フランキー役声優(65)が降板…ファンの間で囁かれていた“1年前の異変”

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2024年12月09日 14:50  web女性自身

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《現在、フランキー役で出演していただいている矢尾一樹さんが麦わらの一味を卒業する運びとなりました。長きにわたって話し合いを重ねた結果、このたびの決定となりました》



12月8日、人気テレビアニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)で、“麦わらの一味”の船大工「フランキー」を担当していた声優・矢尾一樹(65)が降板することが発表された。



公式サイトでは冒頭のようにアナウンスされ、12月22日に開催される「ジャンプフェスタ2025」で後任の発表と矢尾の卒業セレモニーが行われるという。



同日には矢尾も自らのXで《悲しい別れが来てしまった 四半世紀近く共に人生を歩んで きたヤツとの別れが…》と書き出し、複雑な気持ちをこう綴っていた。



《幽体離脱とでも云うのか、俺の理想としてるフランキーとの間に溝が出来てしまった…ので 俺が一旦サニー号を降りる事にした。悔しい!哀しい!!マジでゴメン で ス〜パ〜な後釜を用意した! 12/22のJFを楽しみに》



’05年のアニメ初登場時から約20年にわたって、フランキー役を務めた矢尾。突然の降板発表はファンに大きな衝撃を与えたようで、Xでは惜しむ声や労う声が国内外から寄せられている。



《マンガからそのまま出てきたようなフランキーを演じて下さってありがとうございました。そして長きに渡りお疲れ様でした》
《まちがいなく勇退ですよ フランキーを演じてくれてありがとうございます!》
《まじでショックすぎる お疲れ様でした、矢尾さんの声があったからこそフランキーを好きになれました》



いっぽう、矢尾のフランキー役降板を取り上げたニュースのコメント欄では、《やっぱりそうかと思った》《そろそろと思ってました》といった声も……。



今年9月25日には、スマートフォンアプリ『機動戦士ガンダム U.C.ENGAGE』のX公式アカウントで、これまで担当してきたジュドー・アーシタ役も交代が発表されていた矢尾。理由については《制作スケジュールの事情で今回のシナリオについて、ジュドー・アーシタは代役になっております》とのことで、一時的な交代だと伺えるが、ファンをざわつかせていた。



今回、フランキー役の降板に際して具体的な事情は明かされなかったものの、矢尾の声明には《溝が出来てしまった》といった不穏な一文も。今後の声優活動にも注目が集まっているが、実は約1年前から一部ファンの間で“ある懸念”が広がっていた。



「今年の1月7日から新章『エッグヘッド編』がスタートしましたが、“セリフ回しがアニメの動きと合っていない”と感じた視聴者もいたようです。新章がはじまって早々に、SNSでは《呂律が回ってない》《違和感がある》といった声がチラホラ。こうした変化は、’22年8月公開の劇場版『ONE PIECE FILM RED』でも指摘されていました。



そんな矢尾さんといえば、原作者の尾田栄一郎さん(49)を下の名前で呼ぶほど公私ともに仲良し。アニメ『ONE PIECE』では『ジャンゴ』や『Mr.2・ボン・クレー』も兼任してきましたが、『フランキー』は矢尾さんに当て書きされたキャラクターでした。“麦わらの一味に暴れん坊を入れたい”というプロデューサーの発案から、矢野さんに白羽の矢が立ったそうです。



とはいえ、フランキーの設定年齢は36歳。矢尾さんがいくらレジェンドであっても、同じキャラクターを長く続けることで、実年齢と差が開いてしまうことは避けられません。近年では『ドラえもん』『サザエさん』『クレヨンしんちゃん』などの長寿アニメも、様々な事情で声優交代が行われています。そう考えると、加齢による滑舌や発声の変化には抗えなかったのかもしれません。ただ、矢尾さんは声優を引退するわけではないので、またどこか別の場所で活躍されることだと思います」(アニメ誌ライター)



長きにわたって名作を支えてきた矢尾の情熱は、この先も引き継がれることだろう。

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