<帰省したくない>子どもが「パパの方のジジババは嫌い」と言ってしまった…義両親の言い分は?

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2024年12月10日 19:30  ママスタセレクト

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「パパとママのどっちが好き?」と同じくらい、「パパのほうのおじいちゃんおばあちゃんとママのほう、どっちが好き?」は愚問ではないでしょうか。先日ママスタコミュニティには「4歳の子どもが義両親に『違うほうのジジババがいい』と言ってしまった」というタイトルでこんな投稿がありました。投稿者さんのお子さんは、旦那さん側の祖父母にあまり懐いていないそう。理由は一緒に外食をしても自由に注文できなかったり、会話が楽しくなかったりするからなのだとか。また投稿者さん自身も義両親を嫌っていると綴っています。
『私の実家だと私も旦那も義実家にいるときよりも話します。子どもの注文もお子様セットの他にポテトやデザートをシェアして「何を食べてもいいよ」状態。食べ終わったらプレゼントを買いに行ったり、遊んだり。でも義実家だとそうはいきません。義母から「もっと懐かせるように」と言われ、旦那が「もう少し顔を出す?」と言ってきたのですが、「このままやみくもに顔を出しても意味がないと思うから、次の義実家との食事会はあなたが盛り上げてね」と言って黙らせました。しかし諦めておらず、私の実家にももう少し顔を出そうと遠回しな提案がありました。「君の実家に顔を出したのだから俺のほうも」という作戦のようです』
自分の両親と子どもたちをもっと仲良くさせたいと考える旦那さん。旦那さんとしては自分の実家にももっと顔を出すために、投稿者さんの実家にも顔を出そうという考えのようですね。しかし投稿者さんは義両親が苦手なことに加えて、「それは意味がないのでは?」と夫婦で考えが食い違っている様子。この投稿にママたちからはどのようなコメントが寄せられたのでしょうか。

「子どものうちから贅沢させるのはダメ」という義両親


『義実家はお金がなくて食事代は割り勘ですが、こちらが子どもの分を持つにしても、あまり頼むと義母がいい顔をしません。「子どものうちからこんな贅沢を覚えさせたら」となるので、一番安いお子さまセットでドリンクバーはなし、私たちも1番安いものを頼んでいます。子どもにも「ママが頼む物以外は何も言っちゃダメ。違う日に食べようね」と言い聞かせています。旦那は私抜きで会いたがらないんですよね。義父は過去の栄光話しかしないし、義母は干渉的で口出しはすごいしで、その時間だけと念じて我慢しています』
投稿者さんはさらに状況を詳しく教えてくれました。その内容によると義両親はあまりお金を出したがらない様子。外食に行ってもイベント感があまりないことからお子さんは楽しくないと感じているのかもしれませんね。「孫には贅沢させない」という感覚がお子さんにも伝わっているのでしょう。投稿者さんから「我慢してね」と言われていることからも、「パパのほうのジジババと一緒にいる時間=我慢」という認識が強くなっている可能性もあるのではないでしょうか。またお子さんの話を聞いてあげるのではなく、自分たちが話したいことを延々と話すことも綴られていました。

お金がないなりに子どものためにできることはいくらでもあるのに

『もう投稿者さんの実家で贅沢を覚えているから、義実家がつまらないんでしょ。手遅れじゃん。「もう贅沢を覚えているんで、懐かせたければ金回りをよくしてください。それ以外は無理です」と言えば? 「お金ないなら諦めろ」とストレートに言うしかない』
『自分の親なんだから旦那が頑張らないと』
投稿者さん側の祖父母と過ごす時間とあまりにも違うことから、お子さんは旦那さん側の祖父母に懐いていないのでしょう。「子どものうちから贅沢をさせてはいけない」という義両親の考えですが、そもそも投稿者さん側の祖父母にはデザートやおもちゃなどを買ってもらっているので、いくら厳しくしても子どもに意図は伝わらないのではないでしょうか。そこはお子さんの意識を変えさせるのではなく、旦那さんが自分の両親に「もう少し懐くように努力してほしい」とお願いする場面なのかもしれません。
『お金がないなりに相手を楽しませる努力なんていくらでもある。4歳なんて大人が全力で相手して遊んであげるだけでも充分だよ』
『うちの義実家も貧乏でお金もお祝いもおもちゃもなーんにもくれないけど、散歩に連れて行ってザリガニを釣ったりバッタを捕ったり、謎の草をむしってままごとに付き合ったり努力しているよ。あとは説教とかアドバイスは絶対してこない』
「食べ物や物で釣るだけが子どもを懐かせる手段ではない」という意見も寄せられていました。公園に連れて行ったり散歩をしながら草花や虫を見つけたりと、自然でできる遊びはいくらでもありますよね。また子どもの話をじっくり聞いてあげたり、寄り添ってあげる姿勢を見せたりするだけでも、子どもは警戒心を解いてその人のことが好きになるのではないでしょうか。「お金がなくても子どもを楽しませる努力をしないと意味がない」と一刀両断しているママたちがいました。

会う頻度は関係ない!投稿者さんもうまく立ち回って


『子どもって無条件で受け入れられて可愛がられたら愛情を感じるし、ジジババのことが大好きになるよね。会う回数とかファミレスのオーダーの話ではない気がする』
『本当に好きになってもらうには会うだけではなくて、ちゃんと子どもと接することではないかな?』
『母親がリラックスできない場所は、子どもも嫌なんだよ。回数は増やす必要はない。子どもも成長すれば祖父母に対してそれなりの対応ができるようになる。あなたはなるべく義両親を嫌っている素振りを子どもに見せないように気をつければいい』
ママたちからは「会う頻度を増やすのではなく、子どもに愛情を持って接することが大事なのでは?」という意見がありました。たくさん会ったところで義両親のお子さんに対する態度や考え方が変わらなければ、お子さんにとっての苦痛な時間が増えていくだけですよね。たくさん会ってお金を使えばいいという問題ではなく、孫のことを無条件で愛して受け入れる接し方をすることが大事なのかも。

また「今すぐに懐かせようとしなくてもいいのでは?」という別の角度からの意見もありました。話を聞く限り義両親はなかなか頑固そうで、旦那さん自身も自分の両親が少し苦手な様子です。お子さんが懐くように頑張るのもいいかもしれませんが、あと数年して小学生くらいになったら人として祖父母と接することができるようになるはず。そのときに疎遠にならないように今は波風を立てないような関係性を維持するだけで十分かもしれませんね。投稿者さんがあからさまに義両親が嫌いな態度を取ると、お子さんも「パパのほうのジジババは苦手」という認識がより強くなってしまうかも。ここはママも大人の対応が求められるのではないでしょうか。

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文・AKI 編集・有村実歩 イラスト・Ponko

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