そこで注目したいのが、実際にお金を貯めている人に共通する3つ習慣です。貯め体質を目指し、まずはマネすることから始めてみませんか?
1. 自分の価値観で判断する
お金を貯めている人、たくさん貯金ができる人は、一生懸命に節約していると考えてしまいがちです。確かに節約はしなければならないものの、何もかも節約するのではなく、使うべきお金はしっかり払う、支払わなくてよいお金は支払わない、付き合わなくてもよい集まりには行かない等、自分なりの価値観に沿って行動しています。
価値観が明確になっていると節約だけでなく、お金を増やすのにも役立ちます。
たとえば投資する場合、貯める目的が明確になっていれば、毎月いくら貯めればよいのか、どのような金融リスクまで取れるのかが分かりますし、投資のリスクを抑えることができるようになります。
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2. 時間を大切にする
日本には「時は金なり」という諺があるように、時間は限られています。お金を貯められる人は、この限られた時間を上手に使っているのです。何かを決めるときも、スピーディーにテキパキと行動し、決して時間を無駄にしません。毎日規則正しい生活を送り、健康に気を配る。その日1日をどのように過ごすのかを決めておき、スキマ時間にはその時間内にできる作業をする、勉強の時間に充てるなどしています。
自分でできることとできないことを判断し、苦手なことはお金を払ってサービスを受けています。
たとえば、おなじみのサービスとしては、家事代行サービスがあります。
お金を貯めている人が家事サービス?と思うかもしれませんが、自分がするよりも上手にできる人に作業を任せれば、仕上がりに満足できると思いますし、浮いた時間は自分のために使えますので、賢いお金の使い方だといえるのではないでしょうか。
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3. 身の回りは常にキレイをキープ
お金を貯められる人は身軽に行動できるよう、シンプルな生活を送っており、キレイに掃除された部屋に住んでいます。何度もお話ししていますが、部屋をキレイにするのは開運するための一歩です。また、キレイにすることで気持ちよく過ごすことができますので、一石二鳥ですね。
身の回りをキレイにすることで、自分にとって何が無駄かを知り、改善していきましょう。それと同時に自分自身がどのようになりたいのか、どのような価値観を持っているのかを知ることで、行動が伴うようになってきますよ。
文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー)
金融機関勤務を経てFP(CFP、1級FP技能士)を取得。独立系FPとして、各種相談業務やセミナー講師、執筆活動などを行っている。金運アップやポジティブお金など、カラーセラピーと数秘術を取り入れたアドバイスも得意。
(文:飯田 道子(ファイナンシャルプランナー))
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