米OpenAIのChatGPTやSora、Playground、Labsなどは12月11日の午後3時ごろ(現地時間、日本時間では12日午前8時ごろ)から、数時間にわたってダウンした。同社は午前10時にChatGPTと米AppleのApple Intelligenceの連携を開始したと発表している。
日本時間の午前9時前(以下、すべて日本時間)には「APIコールがエラーを返し、platform.openai.comやChatGPTへのログインが困難であるという報告を受けた」と報告。9時半には「問題を特定し、復旧作業を進めている。サービスを早急に復旧するために尽力しており、ダウンタイムに対して謝罪する」とした。
午後1時前には、API、ChatGPT、Soraのトラフィックはほぼ回復したと報告した。
サム・アルトマンCEOは回復後、「ChatGPTのためのMechanical Turkになろうと申し出るところだった」とポストした。Mechanical Turkは、18世紀の「チェスを指す自動機械(実際には内部に人間が入って操作していた)」のことだ(Wikipediaより)。
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OpenAIはダウンの原因について説明していないが、Apple Intelligenceとの連携開始でサーバへのトラフィックが過多になったための可能性がある。
9日にSoraを一般に公開した際は、登録できるユーザー数を制限したのでダウンはまぬかれた。サム・アルトマンCEOはその際、「Soraの需要を著しく過小評価していた。全員がアクセスできるようになるまでには、しばらく時間がかかりそうだ。できるだけ早く方法を見つけようとしている!」とポストした。
Apple Intelligence経由のChatGPT利用にはChatGPTのアカウントは不要なため、OpenAI側で利用を制限することはできない。今回も「需要を著しく過小評価」していたようだ。
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