【モデルプレス=2024/12/12】俳優の松山ケンイチ、染谷将太が12日、都内で行われた映画「聖☆おにいさん THE MOVIE〜ホーリーメン VS 悪魔軍団〜」(12月20日公開)ワールドプレミアにメガホンをとった福田雄一監督とともに出席。印象に残っている共演者を明かした。
【写真】松山ケンイチ、印象に残っている人気女優◆福田雄一監督、印象に残っている出演者は藤原竜也
この日はワールドプレミアだったが、登壇したのはイエス役の松山とブッタ役の染谷、そして福田監督の3人のみ。ほか主要キャストは等身大パネルが用意され、ステージにズラリと並べられた。松山と染谷は「パネルじゃん」「誰か一人くらいは(登壇しないの)」と自分たちだけの登場にどこか不満げ。福田監督も「みんな忙しいんすか?連続ドラマや舞台中の人いるけど、(賀来)賢人はズル休みだな。(佐藤)二朗も休みっすよ」と疑っていた。
劇中には個性豊かなキャラクターが次々と登場。印象に残っている出演者を聞かれた福田監督は堕天使・ルシファー役の藤原竜也を挙げて「竜也くんのお芝居やばくて。まったく僕が考えていなかった演技プランだったので、こんなセリフの言い方するんだってパンチ力があった。こっちでくるかってびっくりした。蜷川幸雄に育てられた人ってこうなんだって」とその演技力に脱帽した様子だった。
◆松山ケンイチ&藤原竜也「デスノート」2ショット実現
すると松山が藤原のパネルを隣に運ぶ。福田監督は「『デスノート』じゃん!完璧に『デスノート』」とかつて「DEATH NOTE デスノート」シリーズで夜神月とLを演じた藤原と松山の“2ショット”に興奮。松山は、役衣装の藤原のパネルをじっと見ると「月ってこんな感じでしたよね?」といい、さらに自身が演じたイエス姿もみて「Lもこんな感じ。ジーンズ履いていたし。ロンTだったけど」と話して来場したファンを笑わせた。
松山が印象に残った共演者は、弁才天を演じた白石麻衣。「白石さんと今回初めてだったけど、『よーい、スタート!』の掛け方やばくなかったですか?目がやばいですし、声のトーンがいつまで経っても頭に残る感じで演技される。爆裂ギャラですね」と回想。福田監督は「リハ始まる前に『どうしたら?』と聞かれたので、『MAXででかい声で演技して』って言った」と役作りのアドバイスを明かした。染谷も「我々(笑いが)耐えられなかったですもんね」と振り返った。
染谷は仲野太賀の名前を出し、「この人は十一面観音役なんですが帽子かぶっている。帽子をとる姿、まだ予告編には使われていなくて世に出ていない。本編で出るんですけど、すごいですから。1人でも顔が濃いのに、帽子を取ると本当にすごい」とイジり、「初日で声おを枯らしていた」と裏側を暴露。福田監督は「太賀はふざけて帰っていっただけだった(笑)」と語った。
本作は、中村光氏の同名漫画を原作に、「神の子イエス」と「仏の悟りを開いたブッダ」が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫する姿を描いている(modelpress編集部)
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