松山ケンイチ(C)モデルプレス 【モデルプレス=2024/12/12】俳優の松山ケンイチが12日、都内で行われた映画「聖☆おにいさん THE MOVIE〜ホーリーメン VS 悪魔軍団〜」(12月20日公開)ワールドプレミアに、共演の染谷将太、メガホンをとった福田雄一監督とともに出席。NHK連続テレビ小説「虎に翼」(2024)の撮影期間中に戦っていたことを明かした。
【写真】松山ケンイチ、印象に残っている人気女優 ◆松山ケンイチ「虎に翼」の裏で戦っていたこと
イベントでは松山と染谷が2024年を回顧するコーナーも。染谷は「楽しい」と総括し、「楽しかったんですよ2024年。いや〜楽しかったなって。『聖☆おにいさん』も完成して今年完成作を観て、こんなに楽しい映画に出会えて今も楽しいし、楽しかったなぁって。来年も楽しい1年にできたらなって」と充実の笑顔を浮かべた。
一方、松山は「畑仕事をもっとやりかたった」と書いた。今年前期のNHK連続テレビ小説『虎に翼』に裁判官の桂場役として出演した松山は、多忙のため農業が思い通りにできなかったことを嘆いた。「朝ドラの撮影があって春夏と畑仕事ができなかった。毎年トマトやスイカを収穫していたけど、スイカを断念せざるを得なかった。りんごも育てているけど花を咲かす時期が短い。その時期に受粉したかったけど、それも逃しちゃって…。そこで受粉させないと実ができないですから。来年やるしかない。受粉用のりんごの木があったけど、僕が枯らしてしまって。だから自分で受粉をやらなきゃいけなかった」としょんぼり。トマトは例年通り栽培できたが「結構しんどかった」という。「撮影で(東京と田舎を)往復していたので、簡単にできる方法で育てたら、あまりいい出来じゃなくて。やっぱりちゃんと向き合わないといけないって、すごく反省した。時短じゃダメだ」と後悔した。
福田監督が「朝ドラの裏でそんなことが…」と驚くと、「すごい戦っていたんですよ。めちゃくちゃ頑張ったのですが、畑での滞在時間が足りなかった」と松山。「来年はもうちょっと時間かけてやりたいし、スイカ復活させたいし、りんごの受粉もしたい」と気持ち新たに意気込んだ。
◆染谷将太、松山ケンイチのトマトジュース絶賛
松山が育てたトマトを使ったトマトジュースを差し入れで味わったことのある染谷は、「松山くんが作ったトマトジュース、本当に美味しいんですよ!」といい、福田監督も「この前まで舞台やっていたんだけど差し入れにくれて。すごい美味しいよね」と絶賛。松山は「喜んでくれる人がいるので撮影どころじゃない。春夏は野菜を育てたいんですよ!」と農家の顔だった。
本作は、中村光氏の同名漫画を原作に、「神の子イエス」と「仏の悟りを開いたブッダ」が東京・立川の風呂なし6畳一間アパートでふたり暮らしをしながら下界でバカンスを満喫する姿を描いている。modelpress編集部)
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