与党、衆院通過は「熟議」強調=対応割れた野党「だまされる」―補正予算案

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2024年12月13日 08:01  時事通信社

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時事通信社

衆院本会議終了後、記者団の質問に答える立憲民主党の野田佳彦代表=12日午後、国会内
 2024年度補正予算案が衆院を通過し、今国会成立が確実となったことを受け、政府・与党は「熟議」の結果だと安堵(あんど)している。野党は賛否が割れた。立憲民主党の野田佳彦代表は「もっと野党の連携を目指さなければいけない」と反省を口にした。

 石破茂首相は12日、首相官邸で記者団に「熟議の国会」が実現したか問われ、「完璧ではないが、それに近い形をつくっていただいた」と評価。公明党の斉藤鉄夫代表も記者団に「熟議と合意形成の結果だ」と語った。

 一方、野田氏は国会内で記者団に、与党が立民の修正案を一部受け入れたことについて「(衆院選で)与野党が拮抗(きっこう)したおかげだ。一歩前進だ」と強調。ただ、賛成に回った日本維新の会、国民民主両党の対応については「根本的な欠陥がある補正予算だ。だまされなければいいが」と疑問視した。

 共産党の田村智子委員長も記者団に「問題を含む補正予算の衆院通過に手を貸した。非常に重大だ」と非難した。

 維新の前原誠司共同代表は記者会見で、賛成した理由について「問題点はあるが、能登半島の復旧・復興に取り組まないといけない」と説明。教育無償化に関する自民、公明両党との協議が始まることも態度決定の要因に挙げた。

 国民民主の古川元久代表代行は、記者団に「能登の復旧・復興のための予算が通過したことはよかった」と歓迎し、電気・ガス料金の負担軽減策などを挙げ「わが党の主張が入った」とアピールした。 

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  • 厚労審議会で106万円の壁を廃止し主婦年金は維持を決めたが通常国会で両方廃止の法律を制定しましょ。参院選で自民がどうなろうと石破内閣は継続できるよ。法律は国会が作るもの。
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